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仕事のヒント Archive
神社とお寺(寺院)の違いから感じた線と点線の違いについて:捕捉というか追記
前回のエントリーの捕捉というか追記です。
前回書いたように日本古来の神道というのが、点線的な思想を持ち、
異質なものとぶつかりあうのではなく、お互いに影響し合い、
それ自体が変容してきたと考えられる。
これは、今よく企業間などでみられるコラボレーションとは本質的に異なる。
コラボレーションは、異質なもの同士が協業/協力/共同で
新たな異質なものを生み出す。
点線的なものは、新たなものを生み出すこともあるだろうが
元々のそのもの自体が変容して行く。
そう考えると、線的な宗教であるキリスト教の元で発展してきた
資本主義経済の中で企業間でコラボレーションをするという考えは
至極全うで、とても納得いく形だ。
そのもの自体が変容するというよりも、異質なもの同士がくっつく形で
新たな価値を生む。
パッチワークのような形だ。
これは企業間で見ると、M&Aなどはその際たるものだと思う。
そう考えた際に、点線的なものというのはどうなるのだろうか。
いくつかのくっついたり、影響し合ったもの同士が
パッチワークのようにくっつくのではなく、お互いが溶け合うように
影響し合い、新しい何かに生まれ変わる。
線的な考え方で生まれたM&Aが、意識しているしていないに関わらず
点瀬点的な考え方が根っこにある日本でなかなかうまくいかないというのも、
なるほどとうなずける。
実際に、自分が過去に在籍していた会社では2度のM&Aを経験したが
なかなかうまくシナジーを出せなかった。
全く別の会社が会計上一緒になっているだけで、各々の会社同士の
連携から新しく何かが生まれてきたということは皆無に等しい。
異質なものと溶け合うことで、新しい何かに生まれ変わるという
日本が元々持っていた、文化や価値観。
言い換えれば、「曖昧」「グレー」「和」「シンプル」「わび」「さび」
といったもの。
争わずに握手し、溶け合うこと。
これは、M&Aの効果を最大限に発揮する、文化や価値観なんではないだろうか。
欧米型の経営手法が主流ではあるけど、異質なものと繋がり合うことが
より多くなるこれからは、線的なものより点線的な考え方が大事になって
くるような気がする。
そういえばOS でも、Windows と Mac の違いに上記のような違いを感じる。
Win は線的にいろんな機能がパッチワークのようにくっつき、結果として
ややこしく重くめんどくさいイメージを持つ。
Macは逆で、様々な異質な問題や機能を解決するために、その中から最適な解を
シンプルに実装している。
諸々のことを線的にくっつけているか、点線的に溶け合って一つのものと
して変容してきているかのいい例ではないかと思う。
余談だが、シンプルなことというと、どうしても「機能的に少ないもの」ということに
流れてしまいがちだ。
本来のシンプルさというのは、異質なものと溶け合いながらそれらをごちゃごちゃと
くっつけるのではなく、その中から最適な最小限の何かを生み出すことだと思う。
線的なものより、点線的なもの、という考えでいくほうがよいようにますます感じる。
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神社とお寺(寺院)の違いから感じた線と点線の違いについて
- 2008-01-08 (火)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント | 企画のタネ
お正月ムードも過ぎつつありますが、神社とお寺の違いについて調べていて
面白かったので、備忘録としてここに書いておきます。
(ご存知の方はスルーでお願いします)
最初はネットで調べていたのですが、ネットでの解説はピンポイント過ぎるものが
多かったため、歴史のことをほとんど知らない自分にも分かり易く体系的に説明してくれる
ものがないか調べていたら、ありました。
とても分かり易く、初心者向けに説明してくれている本がありました。
詳細は本を見ていただくとして、神社とお寺の違いについて要約を
・神道と仏教の違い
・神道と仏教の融合と協調
・神道と仏教の区別
という3つに分けて簡単にご紹介します。
◎神道と仏教の違い
○神道
日本古来より存在する、日本オリジナルのもので、6世紀に仏教が大陸より入ってきた際に
仏教と差別化する為に神道という概念を設けた。
これは、八百万の神(やおろずのかみ)と言われるように、古代日本人は、この世の全ての
事象に霊魂が宿ると考えていた。
そして、人間は時間が経つと必ず神になり、子孫を見守ると考えられ、特に稲作が中心に
なる頃より、その土地を守り、その土地の住人を守るものと考えられるようになる。
水田や灌漑設備など代々受け継がれてきたものは、すべて祖先の恵みと受け止め、
祖先を敬っていた。
○仏教
紀元前5世紀頃に現在のネパールにいた釈尊(ゴータマ・シッダッタ)を開祖とする宗教で
あり、6世紀に日本へ来た。
無常を知り、偏った考えを捨てて中道を生きるという個人の悟りに重きをおいた人間中心の
宗教であった。
◎神道と仏教の融合と協調
仏教はまずは国を治める「学問」として朝廷の保護のもと全国に広がるが、誰もがその
教えを理解できた訳ではなく、誤解をされて広がってしまった。
そのため、仏教を日本化する必要が出てきた。
人間中心の宗教である仏教と、神道の先祖を敬う概念を融合し、協調をするようになる。
その結果、仏教は先祖供養や葬式などを重んじるようになっていき、日本人にとって
仏とは仏教の開祖、釈尊である以前に八百万の神に近い存在として受け止める思想が
長く受け継がれて行く。
仏壇に祀られる先祖の霊を「仏様」と呼び、盆や彼岸に先祖を祀るこの習慣は
本来の仏教では行われない。
◎神道と仏教の区別
今日では、神様は神社、仏様は寺院とはっきりと区別されるが、それは、明治政府が
行った神仏判然令による。
平安から江戸まで長い間、神仏が共存する状態は人々に抵抗無く受け入れられていたが
1867年の大政奉還によって明治天皇を中心とした国家に日本が生まれ変わった。
明治維新の混乱が続くなか、早急に天皇の権威を高める必要があった。
その際に、天皇を神格化するために、神社を寺院よりも上位の存在であると位置づけるため
それまで共存していた神仏を分ける神仏判然令を明治政府は出す。
これにより、現在のように神社と寺院は別々のものにはっきりと区別されることになる。
上記の本は、こちらです。
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永田農法から学ぶこと(食は土にあり—永田農法の原点)
- 2007-12-13 (木)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント | 企画のタネ | 雑感
永田農法というのをご存知な方も多いと思います。
今までの農業で常識と言われていたことをどんどん崩していき
安全でおいしい野菜や果物を作る方法を編み出した永田照喜治さんが
開発した農法です。
永田さんは現在も日本だけでなく、世界中を飛び回り、永田農法の研究と
普及に努めていらっしゃいます。
その永田さんや永田農法について、詳しくまとめられている本を先日読みました。
そして、その本を読んでいて、この考え方や取り組み方は農業だけでなく
どんな業種の仕事にも使えるのではないかと思いました。
たくさん得ることがある本だったのですが、その中で一つの事例を要約して
ご紹介します。
現在の農業は、土壌が豊かであることや有機農業といわれるような天然の有機物に
よる肥料などを用いる有機農業、水も定期的にたくさん利用する方法などが
有効だといわれている。しかし、永田さんが様々な体験や実験から導きだしたことは、
・土地は風通しがよく石ころだらけの栄養分が少ない場所
・水は極限まで与えない
・肥料は少量の液肥のみ
・薬は使わない
という方法であった。これは、今までの常識から考えると「狂気の沙汰だ」と厳しく批判された方法であった。
常識と言われていた従来の方法が「肥えた土壌に、豊富な肥料」という方法だったが
永田農法は、「痩せた土地に少量の液肥」という真逆のやり方をしていた。だが最初反対していた人達も、できた野菜や果物を食べてみると、誰もがびっくりする
味ができ、だんたんと理解者が増えていった。なぜ、土壌が豊かなほうがいいという認識や多くの肥料を使う方法がまかり通っているのか。
永田さんは、「それは生産者や流通業者が自分の都合しか考えていないからです」と話す。
アメリカ型の農業が日本に入ってきて、面積辺りの収穫高を上げる方法が主流となる。
そして、なるべく見た目がよい、日持ちするように加工された野菜や果物が流通業者や
販売店側に好まれ、そういうものが店頭に並ぶようになった。しかし、それは目の前の経済効率性を重視するあまり、人間の都合のよいように
コントロールするために植物が本来持っている味や安全性や生命力は無視した方法であると
永田さんは嘆く。消費者にとって何が一番よいか、という視点が抜けている。
そのようにできた野菜や果物が、おいしい、安全であるはずがなく、野菜嫌いの子供が
増えるのもよくわかる。子供は味に敏感で正直なんだと、永田さんは言う。
永田さんは、永田農法で育てることで、野菜や果物が本来持っている
生命力があふれんばかりに輝く、おいしく安全な野菜ができるようになった。そして、そのおいしさを追求して行くと、原生地に近い環境を再現することがよい、
ということがわかってきた。元々野菜や果物は野生の中に生えていた。
そこには当然、肥料も無くたくさんの水に恵まれている訳でない過酷な環境で育っていた。上述したような生産者や流通業者の都合で、早く大量に生産できるように豊かな土壌で、
大量の肥料をまき、おなじような形にそろえられるようなものではなかった。本当のおいしさを再現するには、原生地を再現する、ということがわかってからは
その野菜や果物にあった土地を日本や海外も含めて探し歩いている。80歳になる永田さんが、今もなお現役で精力的に活動しているのは、
「安全でおいしい野菜をみんなに食べて欲しい」
その想いにつきるようだ。
この本はこちらです。
「農業」ということを軸にいろいろな内容が書かれていますが
業種に関係なく、たくさんのヒントを得ることができる本だと思います。
上記の要約の中で僕がとても興味を引いたのは以下の4点でした。
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アナログ社会とデジタル社会での仕事の違い
先日、テレビ東京で放送されていた「カンブリア宮殿」は
「他社の力を使え!〜格安薄型テレビの魔術師〜」というタイトルで
格安薄型テレビを作る、バイ・デザイン社の飯塚克美さんという方が
ゲストで出ていた。
そのときの話の中で、とても興味深かったのが、
アナログ社会は、技術の差が非常に出やすかった。
そのため、技術を磨くことが会社の成長に繋がる。デジタル社会は、技術のコピーが非常にしやすい。
そのため、技術を磨くことで会社を成長させることが難しい。
というようなお話をされていた点についてだった。
では、デジタル社会における仕事の仕方ってどうすれば
いいのだろうか。
たぶんだけど、
・コピーされないようなもの = アナログなところで勝負
・技術の先にあるもの = コンセプトで勝負
・オリジナルなもの = コンテンツで勝負
この3つになるんだろうなぁ。なんて思いました。
バイ・デザイン社は、企画とデザインに特化し、
様々な技術は全て他社から集め、それを販売する。
「技術の先にあるもの = コンセプトで勝負する」
というところで勝負をしているのだと思います。
アナログ社会は、技術の差が非常に出やすかった。
そのため、技術を磨くことが会社の成長に繋がる。デジタル社会は、技術のコピーが非常にしやすい。
そのため、技術を磨くことで会社を成長させることが難しい。
これ、とっても大事な視点だなぁと思いました。
そして
・コピーされないようなもの = アナログなところで勝負
・技術の先にあるもの = コンセプトで勝負
・オリジナルなもの = コンテンツで勝負
アナログ、コンセプト、コンテンツの3つの要素が、
今後より大事なことになるんじゃないだろうか。
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仕事で使う武器ってなに?
先日とある喫茶店にて。
隣の席に座った3名がこんな会話をしていました。
Aさん:どうして会社を辞めたいと思ったの?
Bさん:何か問題でもあったの?
Cさん:出社をすると、気分が悪くなって、精神が不安定になるんです。。
どうやら、会社を辞めたいと言っているCさんを引き止めるべくなのか、
理由を聞いて今後の会社のやり方に反映させるべくかはわからないが、
会社の人事関連かなにかの人がAさんとBさんのようだった。
こういった喫茶店にて、そのような話をするのも正直どうかと
思ったのですが、だいぶ精神的に追い込まれている感じがするCさんと
必死に辞めるのを止めさせようとするAさんとBさんの気持ちが
感じ取れました。
その中で、Cさんが何度も口に出していた言葉が
「僕が持っている武器が使えない」
という言葉。
どういう理由で使えないのか、その武器がどういうものかは、
結局分かりませんでしたが、とても印象に残る言葉でした。
「企業戦士」という言葉が一般的に使われ、市場は「戦場」という形で
表現をされ、競合他社を「倒し」「打ち勝ち」自分達が今後も成長し
「生存していく」ためには「戦わないと」いけない。
そのため、相手に「勝つため」に、知識やスキルや経験などを使い
売上げを上げ会社に利益をもたらすことが必要。
その知識や経験やスキルがここで出ていた、「武器」ということなんだとは思います。
まさか、本当にあの武器じゃないですよね?Cさん?
本物の武器じゃないことを祈りつつ、話を進めると。
その仕事における「武器」という言葉にその時非常に違和感を感じたのです。
なんで違和感を感じたのだろうか。。。
たぶんですが、戦うとか武器とか戦場とか、そういう表現を使う場面って
たいがい、競合他社と闘い打ち負かすことをイメージして使っていると
思うんですが、その先にある本当は自分達の商品を使って欲しい人たちの
存在がちょっとおいていかれている感じがしたのかもしれない。
目の向け先が競合他社に向いているというか。
たぶん、実際に使って欲しいお客さんを見ていた場合、
「戦う」とか「倒す」とか「武器でもって勝ち抜く」とかという
表現ってあんまり出てこないのかなぁと。
もちろん競合他社がどうしているか、どんな商品をおいているかを
分析することはあると思うけど、「戦う」という発想にはならない。と思う。
喜んでもらう、楽しんでもらう、ということと、戦うということは
あんまりイメージがリンクしないかなと思った。
「僕が持っている武器が使えない」
という言葉。
どうなんでしょ?
僕がもしその人事の人だったら、辞めるのをあんまり止めないかもなぁ。。
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GTDの簡略版をちょっとだけ変えて試しています
- 2007-05-15 (火)
- 仕事のヒント
先日書いたGmailを利用したGTDの簡略版ですが、ITmediaさんにご紹介いただきました。
本当にありがとうございました。
#突然アクセス数が増えてびっくりしました。。
その後ちょっとだけやり方を変えたので、ご紹介です。
Gmailは英語版で利用していますが、日本語版でも同様にできます。
・Labelsを6つ作成
・@:1.すぐやる
・@:2.後でやる
・@:3.返事する
・@:4.返事待ち
・@:5.金庫
・@:6.宝箱

#補足として、「@:5.金庫」は近々利用する大事な資料やメールなどを入れています。
Gmailでいうところの「スター」と同じような意味合いです。
僕はGTD用の「スター」として、「@:5.金庫」というラベルを利用しています。
通常の「スター」は、GTDとは関係なく大事なメールにつけています。
「@:6.宝箱」は主にネタ帳のようなものです。
ちょっとしたアイデアだったり、これからやってみたいことだったり、いつ利用されるか
分からないですが、ちょっと保存しておきたいものはここに入れています。
#ラベルに「@」をつけているのは、ラベル一覧の上に持ってきたかったからです。
ラベルの並び順は、
「記号」→「数字」→「英字(大文字小文字は同一)」→「ひらがな」→「カタカナ」→「漢字」
の順のようです。
・次に、Contactsリストに、Gmailのエイリアス機能を自由に作れる機能を利用して、
上記のラベル用のアカウントを作成する。
エイリアス機能はこちらの説明がが詳しいです。
例えば、「@すぐやる」でしたら、「aaaa+sugu@gmail.com」のようにです。
僕は以下のような形でアカウントを作成しました。

・Settings→Filtersを表示し、上記で作成したアカウントに各々Filtersで設定します。

・「Create a new filter」をクリックし、新しいfilter設定画面を表示します。

・「To」に上記で作成したメールアドレス「aaaa+sugu@gmail.com」を登録し
「Next Step」をクリックします。
当初は「From」にも自分のGmailアカウントを登録していたのですが、
携帯電話のアドレスから送ることもあるため、今は「From」には何も設定していません。

・「Skip the Inbox (Archive it)」にチェックを入れ、「 Apply the label」で、
「@:1.すぐにやる」を選択し、「Create Filter」をクリクします。
「Skip the Inbox (Archive it)」に入れるのは、GTD用のメールは、Inbox上に
表示されている必要はなく、ラベル毎に振り分けられればOKなので、
慣れてくるとこの方法が便利です。

これを全てのアカウントに設定します。
・やることを全て洗い出す。これは正しいGTDでもそうですが、とっても大事です。
プライベートなこともひっくるめて、とにかく全部出します。
・それを1件につき1つのメールで自分宛に出します。
その際に、上記のラベルで分けられるものは、エイリアス機能を利用して作ったアカウントに
送ります。
Contactsリストに登録していると、GmailのTo欄に一部のアドレスを入力すると該当候補の
メールアドレスがずらーっと表示してくれるので、そこから選択します。
どれに該当するかもしわからないものは、エイリアス機能を使っていない通常のアカウント宛に
送り、後で振り分けるとよいと思います。
他からきているメールなどでも対応が必要なものは、もし振り分けられるのであれば、
その場で振り分けます。
・Gmailは以下のようにタイトルと本文の一部も表示してくれるので、補足説明のようなものが
ある場合は、本文に書いています。
こんな感じで表示されるので、本文の一部が表示されるのはとても重宝しています。

・「すぐにやる」のラベルにあるものを見ていき、どしどしやっていきます。
そして、その中にあるもので例えば、相手にメールを送り、その返答を待つものが合った場合は、
送った後に、「@:4.返事待ち」のラベルを付けます。
プルダウンから簡単に選んでつけることができます。

・「すぐにやる」などのラベルが対応が完了していらなくなったら、「Remove label」を
クリックしてラベルを消します。
そうすると、そのラベルの一覧からもどしどし消えていきます。

また、メールへの返答などで、すぐにできるものは、いちいち「すぐにやる」ラベルは貼らず、
とにかくすぐに返答します。
この返答を怠っていると、すぐにどんどんたまっていってしまい、ついには返答しない、、
なんてこともあるかもしれません。。
すぐに返答できない場合は、「後でやる」ラベルを貼り、Inboxから消していくとよいと思います。
・そして、やることを洗い出すのと同じか、それ以上に大事だと思われるのが、レビューです。
僕は忘れっぽいので、基本1日2回〜3回、このラベルをざーっと眺めます。
時間にすると1回5分〜10分くらい。それをやるだけでも、だいぶ効果的です。
本家、正しいGTDがちゃんとできれば一番よいと思うのですが、ものぐさであきっぽい自分はそこまでやるのも大変でした。。
でも、今はこの方法でわりとストレス無く3ヶ月くらい続いています。
GTDの基本を理解し、それを自分に合う形にいかようにもかえられるところも、
魅力の一つかもしれません。
GTDに関して僕が参考にした書籍はこちらの
「ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則」です。

とても分かりやすく書かれているのでオススメです。
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GTDの簡略版を試しています
- 2007-03-17 (土)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント
この簡略版について、ちょっとだけやり方を変えて試しています。
最新版はこちらからどうぞー
GTDはとても有効な仕事術だと思うのですが、ちょっと手順が多く感じていまして、それの簡略版のようなもので、ここ1ヶ月ほどやっています。
自分の中では、今このレベルでとても楽にできていますので、ちょっとご紹介です。
管理ツールはGmailを使っています。
流れとしては、こんな感じです。
・Labelsを4つ作成
・@すぐやる
・@後でやる
・@返事する
・@返事待ち
・やることを全て洗い出す。これは正しいGTDでもそうですが、とっても大事です。
・それを1件につき1つのメールで自分宛に出し、Inboxに入れておく
※他からきているメールで対応する必要があるものも同じようにInboxに入れておく
・一つ一つのメールを見ていき、すぐに返信するものは、その場で書きます。
他のメールを見てとか、ちょっと調べてから返信した方がいいものは、
「@返信する」ラベルを付け、「Archive」して、Inboxから消します。
・返信したもので、返事を待っているものは、「@返事待ち」ラベルを付けます。
・すぐにやる必要があるものは、「@すぐにやる」ラベルを付け「Archive」して、
Inboxから消します。このときに、基本はすぐまだやりません。
Inbox内のメールに対して全てラベルを振り終わってから、すぐにやります。
僕は今日中にやることは、「@すぐにやる」にしています。
・やらないといけないのだけど、今日中じゃないものは「@後でやる」ラベルを付け
「Archive」して、Inboxから消します。
そうすると、基本全てのメールがInboxから消えます。
各々に対して何か補足コメントをつける場合は、そのメールに対して返信をし、返信先を自分のGmailアカウントのみに送ると、
メール単位でまとめて管理してくれるので、便利です。
各々のラベルの対応が終わったものは、どんどんラベルを消していきますし、「@返事する」のメールで、返事が終わって、
返事を待つにする場合も、ラベルを付け替えれば、OKです。
そして、これは本来のGTDでもそうですが、この項目をレビューすることがとっても大事です。
僕は、基本毎日3回(1回5分から10分くらい)レビューし、
「@すぐにやる」「@返事する」ラベルはからっぽにし、ラベルの移動などを行っています。
「@後でやる」ものも、レビューした日に、今日やろうとか、1日の最後のレビューで
明日必ずやろう、というものは、「@すぐにやる」にしています。
今は毎日Inboxは空っぽになって、精神的にもスッキリです(笑
GTDをやろうとして、ちょとここまでやるのは難しいかな、とか、やったけどつまずいた人は、この簡略版GTDでもお試しください。
僕は今のところ、なかなか順調にいけています。
また、GTDについては、ITmediaさんの記事がとっても分かりやすいです。
・はじめてのGTD
・写真でわかるGTD(初回編)
百式の田口さんが書いた本もあります。正しいGTDを学んでみたい方はこちらがオススメです。
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便利さと不便利さについて「モバイルナビ会議 sponsored by ナビタイム」
百式さん主催の「モバイルナビ会議」に参加しました。
既にいろいろと参加者の方がレポートをあげています。しかしとても分かりやすいレポートが多い。。
記事下にリンクを記載しましたので、詳細はそちらをご参照ください。
今回は、EZナビウォークなどで有名な「ナビタイム」さんがスポンサーになっての会議でした。
今のモバイルナビ関連サービスの裏話やあんまり知られていないけど、便利な機能などをいろいろと教えてもらいました。
中でも一番いいなぁと思ったのは、「トータルナビ」という機能。
以下百式田口さんの記事を引用します。
ナビタイムさんのサービスの特徴は駅から駅ではなくて、出発地から到着地までを
トータルにサポートしてくれる点。目的地によっては一つ前の駅で降りたほうが良かったり、電車よりバスの方が速かったりします。
「自分がよく通る道は是非ナビタイムで調べて欲しい、今までよりも速くいける経路が見つかることもあります」
と山崎さん。実際にユーザーから「こっちの駅の方が近いなんて知りませんでした」と
喜びの声をいただいているそうです。
個人的には「六本木から渋谷ならバスの方が速い」というのが新しい発見でした。
そうなんです。これは新しい発見でとても便利な機能でした。
今までは、駅から駅を検索するということはよくしていたんですが、実はそれだと遠回りになっていることもあるのだろうなぁと
何となく感じていたのを、既にサービスとして提供していたんです。
これらの作業は地道に足を使って回り、それをサービスに展開させているとのことでした。
すごいです。ナビタイムさん。
本当にナビ関連は便利になったんだなぁ、探しまわらなくてもいいんだなぁと思ったわけなんですが、
一つどうしても頭の中で引っかかっていることがありまして、
不便利なことがどんどん無くなっていくって本当にいいのかな?
ということ。
Googleの検索にしても、今回のナビタイムさんの位置情報検索にしても、
欲しい情報をダイレクトに正しく、しかもすぐに見つけてくれるようになっていて、
これは本当にとっても便利な訳でして、日常の生活や、仕事などでとても助かりますし、
間違いなく今後もお世話になると思います。
本当にこれらのサービスを作ってくれた人たちに感謝なわけです。
でも、どこかで、この流れって本当にいいのかなぁ、なんて非常にワガママな思いも
あったりするのが正直なところでして。
ちょっと話がそれてしまいますが、とっても清潔で潔癖な日本人が本当にそれがいいと言えるのか?
と言われるとそれってあやしかったりしません?
汚いと言われているものでも、実は体にとって必要な細菌がいたりするわけだし、
その清潔で潔癖さっていうのは、元々人を健康に保つために、いろんな人たちが知恵を出し
頑張ってやってきたことなんだけど、それがある一線を超えると、それ自体が体にとって
悪い方向に向かわせてしまったりすることもある。と聞きます。
あまりにも、便利になりすぎていく、ということはそういうことに近い何か不気味な感じが
したりするのです。(気にし過ぎですかね。。。)
もちろん、いろんなシーンにあわせて、使い分ければいいと思うのですが、一旦この清潔さや
便利さを味わってしまうと、たぶん後戻りするのは相当難しいとも思ったりします。
昔、検索エンジンがなかった時は、何か調べものをする際には百科事典などをペラペラやってた
訳ですが、それはそれで思わぬ発見があったり、どこかに行くにしても、回り道して、寄り道して、
道に迷って、ということ自体が実はとても、体に良かったりしているんじゃないか。と。
歩くから体にいいということではなく、脳からつま先まで全身を使って、何かをするという行為自体が
とても、全体を研ぎすませてくれるというか、全身で楽しむというか。
※言葉足らずですみません。。いい言葉が見当たらないです。。
便利さがある一線を超えたとき、人の体や生活に何か、とても大きな
悪い方向の影響って与えたりしないだろうか。
この前書いた、「陶芸家の人の話」のところでも出てきていましたが、
本当の火の温度は温度計では分からない。体全体で温度を感じる方が正確なんだ。
という話に近いのかな。
と言ってはいるものの、これからもGoogleやナビタイムさんのサービスは間違いなく使います(笑
以下今回参加した方のレポートです。
・『モバイルナビ会議 sponsored by ナビタイム』を開催しました! - 100SHIKI PR Board -
・『モバイルナビ会議 sponsored by ナビタイム』へ行ってきた! - 木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 -
・webマイナス2.0の凄さ - doodle開発記 -
・やっぱり位置情報は面白い - モバイルナビ会議 - F.Ko-Jiの「一秒後は未来」 -
・ナビタイムさんの勉強会by百式にいってきました。 - Today's DOOR -
・モバイルナビ会議へ行ってきました。
・『モバイルナビ会議 sponsored by ナビタイム』 - チミンモラスイ? -
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ローマ人の物語(危機と克服)より
- 2007-03-11 (日)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント
遅まきながら、ローマ人の物語を読んでいる。
この本は、塩野 七生さんが、ローマに住み続け、10数年来書き続けている本だ。
その中の、今は「危機と克服(上)(中)(下)」を読んでいる。
何気なく手に取った本なんだけど、その中に「なるほどぉ」と思える箇所がとにかく多い。
当然現代からは、過去の歴史的資料などを参考にしながら、当時のことを書かなければならないのだけど、
塩野さんの想像力がこの本にこれだけの意味の厚みを持たせ、これだけの有名シリーズに押し上げたんだろうなぁと思う。
まだ「上」の途中なんだけど、このローマ人の物語全シリーズ間違いなく面白いと思う。
歴史から学ぶことはとっても多いと思うが、これだけ大きく長く続いた帝国を題材に、
会社などをオーバーラップさせて見ていくと、それはそれでとても面白いかもしれない。
とっても参考になることが多く有りそうです。
・平凡な資質の持ち主は、本能的に自分よりも優れた資質の持ち主を避ける。
自分にない才能や資質を迎え入れることで、自分自身の立場を強化することが大事。
・中間と下部がダメになったら、いかに上部が頑張ろうと何をやろうとダメだ。
反対に、中間と下部が十分機能していてれば、少しばかりお間ならば
上層部の抗争で生まれた弊害も吸収可能。
・すべてが予定通り進まなければ効果をあげられない戦略は元々立てない。
・人間が人間を裏切るのは、恐怖よりも軽蔑によってである。
・内戦では敗軍の兵士たちの処遇を決して忘れない。
などなど。
今読んでいるのはこちら。
・ローマ人の物語〈21〉危機と克服〈上〉
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道具について
- 2007-02-17 (土)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント
「デザイナーと道具」というグラフィックデザイナーの佐藤卓さんが
編集した本を読んだ。
日本を代表するクリエイターの人たちはいったいどんな道具を
使っているのだろうか。
どんなこだわりをもっているのだろうか。
ということを知れるかな、と思いとても興味を持って手にとった。
だけど、いきなり期待していた僕は肩透かしをくらってしまう。
冒頭佐藤卓さんが書いていたけど、ここに出てくるたくさんのクリエイターたちは、
道具に対して、ほとんど「こだわり」というものを持っていなかった。
なんとなく使ったものが、手にフィットしてそれ以来ずーっと使っている。とか
その辺にあるものを使っている。とか
そのような言葉がどんどん出てくる。
すごいクリエイターたちは、ほとんどが道具にそんなにこだわっていない。
こだわっている人たちも、その道具を見つけるために、また、よりよいものを
見つけるために、多くの時間を使っているというわけではない。という事実。
この事実に正直本当にびっくりした。
佐藤卓さんはこう書いていた、
道具というのは、そもそも身体の延長線上のものである。
つまり身体化できるものでなければ道具といえない。
確かにそうだと思う。
そうすると、なおさら道具にはこだわりそうな気がするのだが、
次の一説でとても納得した。
優れたクリエイターたちはあまり道具にこだわっていなかった。
それは、なんでも身体化できる柔軟性を持っているのかもしれない。
逆にこだわる人は、他の道具が使えないのでなく、
敢えて言うならば、儀式のようなもののように思える。その道具と向かい合って事を始める儀式のような。
優れたクリエイターは優れたアウトプットを出すために
道具の影響はそんなに受けない、道具に左右されないものを作れる人、
ということなわけで、逆に道具にこだわるクリエイターは、もしかしたら、
優れたアウトプットを出すには、自分の足りない部分をカバーするために
道具の力を借りるという位置づけになっていたりするのかな。
道具(手段)に影響されずに、優れたアウトプットを出せる人たち。
それが優れたクリエイターの一つの条件かも。
そして、もののよしあしを決めるのは、値段や機能ではなく
それを使う人しだいなんだろうなぁ。
この本を読んでそんなことを思った。
この本に出てくるような著名な方ではない、いわゆる素人の人。
その中にも、このような人ってたくさんいるんだろうなぁ。
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人間に例えて経営というのを見てみる
なんとなくだけど、人間と経営と言われていることって近そうな気がする。
※「経営」というのはやったことないので、イメージですが。
人間=精神+肉体
というもので構成されていると、してみる。
経営=思想(経営理念や方針や指針とか)+仕組み(ビジネスモデルや組織や人材やシステムなど)
という形で表してみる。
なんだか近くないですか。
「人間≒経営」
近いというかほぼ同じという感じがする。
もしかしたら当たり前の考え方なのかもしれませんが。。。
違いがあるとしたら、「寿命」の考え方だけかも。
人間は必ず「死ぬ」が、会社はもっともっと長く「生き続けること」ができる。
ここはまた別の機会に考えてみたいです。
話を戻します。
人間にたとえて経営というものを考えてみると、いろんなことが考えられそう。
人間の精神や肉体を健全に保つためにはどうすればよいかを考えていき、
それを経営に当てはめてみる。
例えば、以前書いた「シンプルであること」の中に出てくる、
村上春樹さんの言葉を参考にしてみると、
僕は必要以上の意味を文章に含ませない。
なぜかといったら、文章にはリズムやフットワークが必要だからだ。余計な重みはいらない。贅肉をとらないといけない。
とある。
この贅肉が、会社の経営に当てはめてみると何に該当するか?
たぶん、「人とルール」なのかなぁ。
フットワークのある経営をしようとしたなら、「人とルール」は少なくする。
でも、贅肉(=脂肪分)は人の身体にとって必要なものであるので、
「人とルール」は必要最低限に抑えるように入れることが必要、ということになる。
次は、人間のパワーについても考えてみると、パワーのある人間というには、
筋肉が非常に発達している。
筋肉を発達させるには、どうすればよいか。
調べてみると筋肉には「超回復」という現象があるようだ。
超回復
運動のストレスで、筋肉は一部が破壊され、修復が始まる。
48時間~一週間後には修復が終わり、そこから破壊される前のレベルより
筋肉が一時的に増える。これを超回復という。
超回復がはじまるまでの時間は個人差がある。
また、学習機能があるので、回復を待たずに短い期間でトレーニングを続けると、
超回復に至る期間も短縮されていく。
(略)
筋肉を増量したい場合は、この超回復の期間をうまくつかみながら、
トレーニングの間隔を空けるとよい。
また運動直後や就寝前、就寝後にプロテインやアミノ酸などのサプリメントを摂取すると、
筋肉の修復・増加を助けることができる。
トレーニングの間(休息期間)が短い場合は筋肉の破壊が続くので筋量は増えない。
同じ部位については、連続する日にトレーニングを行わないのが原則。
とある。
なるほど、これは興味深い。
これを経営というもので考えてみるとどうなるか。
筋肉は、仕組みの中でいうと何に該当するか。
コンピューター関連は何かストレスをかけると「超回復」という現象が起こる、というものではない。
そうすると、「人」が関係している「個人」や「組織」が該当しそう。
次に「運動のストレス」ということについて、これは何を意味するのだろうか。
個人や組織が、何かの成果を出すために努力を続ける、ということになるのかな。
そして、その成果を出すための「プレッシャー」みたいなのもたぶん必要なのだろう。
プレッシャーはノルマみたいな外から与えるものではなく、
自発的に「やらなきゃ」と思えるような形で与えることが必要なのかな。
次のポイントは、「超回復がはじまるまでの時間は個人差がある」という点。
これは、たぶん勤務時間に該当しそう。
フレックスのような本人の裁量に任せられるものが本来は適しているのだろう。
次は「学習機能があるので、回復を待たずに短い期間でトレーニングを続けると、
超回復に至る期間も短縮されていく」と言う点。
つまり筋力が増強するまでの時間が、どんどん短くなる。
なるほど。この前書いたような継続する、ということは大事なんだろう。
ただ、その短い期間をどう考えるかは要注意だ。
次は「トレーニングの間隔を空けるとよい」という点。
これはとても分かりやすい。「休暇」のことだ。
土日の休みだけでなく、毎日適度にちゃんと休むことが結果として筋力を高めることができる。
つまり、徹夜してとか、休日出勤してとか、連続させすぎてもその人や組織のパワーは結果としてあげることはできない。
どんなに忙しくても、休むときには休むようにする、というのがゴールへの近道ということになるんだろう。
そして、
「また運動直後や就寝前、就寝後にプロテインやアミノ酸などのサプリメントを摂取すると、
筋肉の修復・増加を助けることができる。」という部分について。
ここで言っている、「サプリメント」というのはどんなことを指すのだろう。
今ぱっと思いつくのは、音楽や映画や本を見たり聞いたりすること、
いろいろな人と話をすること、体験すること、など、直接仕事とは関係してこない、
その人の心の栄養になるような部分なんじゃないかな、と思った。
「トレーニングの間(休息期間)が短い場合は筋肉の破壊が続くので筋量は増えない。
同じ部位については、連続する日にトレーニングを行わないのが原則。」
というように、「休みをしっかりと取る」「サプリメント(=心の栄養)をしっかりと取る」ということが
とっても大事になってくるのだろう。
長時間労働は本人にも会社にも悪影響しか与えない。
長時間労働が続く場合は、仕事を断る、ということが必要になるのだろう。
会社は、「休みを取る」や「心の栄養を取る」ということに対しても、
働いている人に対して投資をすることを惜しんではいけないんだろうな。
今挙げた内容を見返してみると、結構当たり前によく言われていることばかりだ。
でも、それでもその通りにできない(いかない)ということが多いのじゃないだろうか。
人間に当てはめてみると、なんだかとても分かりやすいし、
なんとなく習慣でやってきたことを思い切って考え直すきっかけになりそう。
結果として、本人もお客さんも会社もよくなるんだろう。
これもっともっろいろいろと出てきそうだ。
まずは「人間に当てはめて考えてみる」というのはよさそうだ。
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何かができるようになる、ということ
- 2007-02-16 (金)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント | 雑感
事の大小はあれ、「○○できるようになりたい」とか「△△したい」とか、ある。
しかもたいていの場合、わりと「近日中」にだ。
でも、これってやっぱり現実的に考えて、難しいことが多くて、なぜかって言うと、
たぶん人間は、そんなに器用にできていないからなんだと思う。
ながーい年月をかけて、今のカタチになった人間が、何かを直ぐに習得したり変化するのって、
結構難しいんだと思う。
でも、そう考えると、ながーい年月をかければ、OKか、というと、それはOKな気がするんです。
人の体に関係することとかだと、それこそながーい年月をかけることで、
たぶん何かしらの変化はおきるんじゃないかと思う。
では、そこまで大掛かりな変化じゃない場合はどうか?
「近日中」というのは難しいけど、「ながーい年月」ではなく、
「ちょっとながい年月」をかけることで、可能になることっていうのはとても多いと思う。
例えば英語を話せるようになる、とか、結構いい絵をかけるようになる、とか、
あるスポーツでいい線までいくとか。
たぶん「近日中」は無理だけど、これは「ちょっとながい年月」をかけることで
可能なことのように思う。
人はそんなに器用なイキモノじゃないけど、「継続」するということで、
何かしらの変化をもたらすことはできると思うし、一番の近道だと思う。
そうすると、「継続」するにはどうするといいか。
たぶん一つはそれ自体に「楽しさ」があること。
「嬉しい」とかのように、何かが起こることで自分の感情を振るわせるものではなく、
ダイレクトに「自分が楽しい」というもの。
そして、もう一つは、継続するということは、
たぶん最初に想像してもいなかったようなこと
(風邪で寝込むとか、家族が病気になるとか、好きな人に誘われたとか、
おまえダメじゃんと言われたとか)が起きて、継続することを拒もうとする。
それでも、ガマンする。
克服する、というおおげさなものではなく、ガマンする、というのが一番あっているような気がする。
「楽しい」と思うものを、イヤなことや障害があっても「ガマン」して、
ひたすら淡々と「継続」する。
それをやっていくと、たぶん自分が知らない間に、気付かないうちにいろいろとできていて、
ある日周りの人にそれを認めてもらえるときが来ると思う。
周りの人に指摘されて、初めて自分で「できるようになっていた」ということに気付くと思う。
自分が数日でできるようなことは、他の人も数日でできるようになることができる。
でも、ちょっとながい年月をかけることでできることって、他の人はそんなにできない。
だからこそ、そこに、周りが「いいな」とか「ビックリすること」とかが
生まれることができるんだと思う。
最初は下手でもいいので、継続すること。
それが、何かができるようになるための、一番の近道だと思う。
と書いていて、以前読んだ「ボールペンとえんぴつのこと―銀座の小さな文具店」と言う本のことを思い出した。
ここにも書きましたがこの本でも継続することについて、作者の宇井野さんがこのように書いている。
クリエイティブとは、センスや才能というよりも、その分野に長い時間、関わり続けたこと、に尽きるのではないか。
なんていうことを感じることが、最近チョコチョコありました。
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開発合宿のノウハウ
百式の田口さんとサイドフィード社の赤松さんが去年一年間で行ってきた開発合宿のノウハウを公開するブログを立ち上げたようです。
開発合宿とは、日常業務から離れ、合宿所にこもってひたすらウェブアプリなどを開発する、というものです。
そもそもはてな社が行っていたものですが、その驚くべき効率性にインスパイアされ、サイドフィード社の赤松と、百式管理人が「2006年は毎月開発合宿!」と宣言。
このサイトではその「毎月開発合宿!」の経験から得たグッドノウハウ、バッドノウハウを公開しています。
ここで紹介されているツール類をはじめ、考え方など本当に参考にさせていただいた2006年でした。
ありがとうございました。
このように再度まとめていただくと、とてもありがたいですね。
様々な10のトピックがあり、参考になります。
オススメです。
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ボールペンとえんぴつのこと
- 2007-01-11 (木)
- なるほど | オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント
今読んでいる「ボールペンとえんぴつのこと―銀座の小さな文具店」と言う本。
銀座で「五十音」という、ボールペンとえんぴつを扱うお店を経営している、宇井野 京子さんが書かれた本で、とても温かく、宇井野さんという等身大のお人柄が伝わってくる本でとても面白い。
※「五十音」の紹介はこちらが詳しいです。
この本を読んで、ドキっとする言葉にあたった。
それは「クリエイティブ」ということについて。
実は2月いっぱいで今の会社を辞め、先月友人が立ち上げた会社に合流し、「クリエイティブ」ということについて、サービスを行う予定だ。
今まで、自分の中では、何かを「作り出すこと」や「生み出すこと」、そしてそこに「ユニークさ」がプラスされている、ということがクリエイティブであることの必須条件あると、考えていた。
しかし、宇井野さんこの本でクリエイティブについて、こう書いていた。
クリエイティブとは、センスや才能というよりも、その分野に長い時間、関わり続けたこと、に尽きるのではないか。
ユニークな創造を行うために必要なことが、このことなんだろうと、気付かせてくれた。
表面的な目に見えるものにばかりに注力していたが、この「長い時間、関わり続けること」がもっと大事なことなんだろうな。それが本来必要なクリエイティブの要素なんだろうと。
とてもいい本に出会うことができてよかった。
この他にも宇井野さんの言葉で、心にしみる文章が随時に出てきます。
オススメです。
木楽舎
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物への愛着をとても感じます
文房具の楽しさの原点
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コンセプト
当たり前のことかもしれないけど、実感することが多いので、ここに書きます。
何かを作るとき、とても重視しているのが3つ、注意しているのが1つあります。
重視していることは、
- コンセプト
- 目標
- 役割
の3つ。
「とりあえず作る」とかも場合によっては大事だと思うけど、本当のブレイクスルー(成功の規模の大小はありますが)を起こすには、「コンセプト」と「目標」という2つがはっきりとあることで、ゴールまでの4割は進むことができるんじゃないかと思う。
これがないと、必ず途中で迷走するし、ゴールだと思った場所が、全く違った場所にいってしまうことが多々ある。
なので、今までいくつかサービスを作ったり、なにかの体制を作ったりするときに、まず時間をかけるようにしているのがこの2つだ。
※なかなかその時間を許してくれないことがほとんどですけどもね。。
この2つが明確になり、その次に関係する人たちの「役割」を明確化することで、5割くらいは完成に近づく。
そして、注意していることは、その3つを強力に推し進めるために必要なパワーを生む、「関係者全員で共有すること」だ。
順番としては、
- コンセプトと目標を明確にする
- 関係者全員で共有する
- 役割を明確にする
- 関係者全員で共有する
という感じです。
今までの自分の仕事において、ここをとても大事にしてきましたし、それがうまくいったときというはほとんど目標を達成できていたように思います。
そして、そこに新たに大事にしたいなと思うことがこの数ヶ月で2つ追加されました。
以前百式の田口さんが以前話されていたのを聞いて、なるほどと思ったことで、コンセプトをより強力なコンセプトにするもの、というのが正しいかもしれないこの2つです。
- Upgrade your users, not just your product
- Bud Vase Features
■Upgrade your users, not just your product
これは、田口さんのブログに書いている内容を抜粋します。
【名言】 製品だけじゃなくて、ユーザーもバージョンアップさせなさい。 | i d e a * i d ea
「あなたのユーザーをバージョンアップさせなさい。製品だけじゃなくてね」
Creating Passionate Usersというブログを書いているKathy Sierraは、サービスのバージョンアップをするときには、その製品やサービスだけではなくて、ユーザーもバージョンアップさせることを強く勧めています。
ユーザーが何かを学べば、彼らはあなたの製品をもっとうまく使うことができます。そしてうまく使うことができれば、もっとあなたの製品を熱心に使うことができるのです。そして彼らはこう言うのです。
「自分はこんなことができるようになったよ!私ってすごい!」、と。
そして、それこそが「口コミ」の源泉なのです。口コミは、「この製品がすごい!」よりも「私ってすごい!」のほうが強力なのです。この言葉をユーザーに言わせるために何ができるでしょうか。
本人が一つ上の体験ができるような、そんなことを可能にするようなコンセプト。
今後コンセプトを考える際には、必ず注意して置きたいポイントです。
■Bud Vase Features
WEBサービスの先頭を突っ走っている、37signalsのブログに、その具体例が載っています。
"Bud vase feature"とは、本来の製品の機能とは別なものであるが
(それどころか本来の機能を落とす可能性もあるが)、ユーザーにポジティブな感情を喚起させ、
そのユーザーがどういう人になりたいかを表現させることができる「機能」である
具体例として、乗っているのがフォルクスワーゲンが新しいビートルを発表した時のこと。
ビートルに新機能がついた!みたいな発表だったようですが、新機能というのは「一輪挿し」のことでした。
ビートルになんで一輪挿し?
ここにはビートルの作り手のこのような意図があったようです。
- 僕らが作ったビートルを買っていただいた方に感謝のキモチを込めたい
- 納車の時に、花を一輪つけて、納車をしてキモチを表現したい
- このビートルを使ってもらうときに、その空間が少しでも心地よいものになって欲しい
- 使う人が好きな花をちょこっとあるとそれが実現できるかも
このようなことがあり、新機能として「一輪挿し」が実現したようです。
ビートルにおける、"Bud Vase Features"というコンセプトから生まれたのが「一輪挿し」という機能でした。
このときのビートルはとても売れたそうです。
この2つは、今後コンセプトを考える際に注意しながら作って行きたいポイントです。
※2006/12/29 追記:”Bud Vase Features”について田口さんのブログでも紹介されていましたので追記します。
【名言】 一輪挿し、という『新機能』 | i d e a * i d ea
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はてな人力検索で初めて質問しました
- 2006-12-21 (木)
- 仕事のヒント
この前友人達と飲んでいるときに、「この世の中には消えていく職人の技術がたくさんある」という話になりました。
なぜ消えていくのか?
ほとんどが、「後継者がいない」ということのようです。
ではなぜ「後継者がつかない」のか?
答えはこれもほとんどが「食っていけない」と。
いいものなのに消えていくのってもったいない、何の面白みも無いプラスチック製品だけに囲まれるのはイヤだね、というような話で盛り上がった。
その後、実際、そのような消えていってしまいそうな切実な状況のものってどういったものがあるのだろうか。
しかも、「いいな」とか「好きだな」とか思うもので、このような状況のものがどのくらいあるのか知りたくなった。
そこで、幅広く、「いい」や「好き」だけど消えていってしまいそうなもの、というのをはてなの人力検索で聞いてみることにした。
こちらで聞いています。
http://q.hatena.ne.jp/1166630084
開始直後から結構すぐいろんな回答が集まる。すごいよ。人力検索。びっくりした。
質問の内容を幅広くしたため、いろんなものが集まってきているが、これはこれでとても面白い。
まだ募集していますので、よろしかったら是非ご回答をお願いいたします。
また、せっかくやるので、もう一つ聞いてみようと思った。
以前から、「何かを作る」ということに対して、いろいろと考えることが多くありました。
形はいろいろだが、何かを創ること自体、自分が楽しいし、自分が知っていることが誰かの役に立つのもとても嬉しい。
自分やみんなが「作る」ということを「支援」できるようなことって何かできないか。
そのようなことを良く考えている。
そこで、作りたいけど、何かしらの理由によってあきらめたもの、というのをいろいろと見てみると、作ることを支援するもののヒントって何か出てくるんじゃないかと思った。
これも一緒にはてなの人力検索で聞いてみた。
http://q.hatena.ne.jp/1166629175
こちらもまだまだ募集中なので、是非お答えいただけたらと思います。
この集まったものを見てみると、何か発見できるかな。
- TrackBack: 0
仕事がつらいとか大変とかって絶対必要ですか?
よく人が辞める部門の管理職の人と何回か、人がたくさん辞めるのはどうしてか?というような話をした。
その人が言うには、
- 今の若い人は、根性がない。
- つらい仕事なんだけど、あまり自主的じゃない。
- 俺が全部見ないといけない。
- つらいことを我慢してやることが大事だ。
- 俺はそれをやってきた。
- 大変なところを乗り越えることで自分が鍛えられる。
- 大変なところを乗り越えたときが楽しい。
- だからつらく大変な状況を作り出してもいる。
というようなことを言っていた(ように感じた)。
仕事でつらいことや大変なことや嫌なことがあるのはよくあることで、どこでもそれは、ある。
でも、それを頑張ってやれるのって、その先にある何かに対して、モチベーションを保てるものがあるかどうかだったりするわけで、延々に大変でつらい仕事をやり続けることがエライわけでも、いいことでも、その人のためにあることでもないと思う。
そんなことを思っていたときに、この前糸井重里さんが、ほぼ日でこんなことを書いていた。
----------------------------------------------
もし、この世の中に
『良薬は口に苦し』ということばがなかったら、
何かが大きくちがっていたかもしれませんよね。
このことばのせいで、たくさんの人たちが
「苦ければ苦いほど効くんじゃないか」と、
思いこんでいる人が多いんじゃないかなぁ。
体育系のクラブ活動なんかで、
「ウサギ跳び」だとか、さんざんやらされたのも、
痛い歯科治療をガマンされられたのも、
このことばのせいだったような気がします。
ぼくと、うちの犬は、
『ビオフェルミン』という薬が大好きなのですが、
それは「おいしいから」だったりもします。
水なしで口に入れて、コリコリと噛んで食べます。
ちっとも苦くないけれど、いい常備薬だと思ってます。
のどのための『ヴィックス』も大好きです。
これからは、以下のことばを覚えておきましょう。
『なにかの効果や成果は、総痛み量に比例しないぞ』。
これを見て、そのとおりだと思った。
大変なことをやること自体が目的化してしまい、その先になにがあるか、うまく伝えられていないんじゃないかと感じた。
目的と手段を間違えているような。
大きな目標に向かって、楽しくやれて、それでいて、ガンガン働く時は働き、休むときにはせいいっぱい休むのがやっぱりいいんじゃないだろうか。
つらいことが必要かどうかと言うと、絶対必要ということではないんじゃないか。
『なにかの効果や成果は、総痛み量に比例しない』んだと思う。
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シンプルであること
よく、「シンプル」という形容詞や状態についての話を聞く。
- シンプルで分かりやすい。
- もっとシンプルにならない?
- 最終的にはシンプルになったほうがいいよね。
とか。
つまり、「シンプル」という単語が入ってきている文面や言葉は、ポジティブなことか、今よりもポジティブになるときに、使われることが多い。
で、思ったんですが、なんでみんな「シンプル」なものや状態っていいと思うんだろうか。
以前、村上春樹さんが話していたこんな文章を読んだことがある。
僕は必要以上の意味を文章に含ませない。
ぜかといったら、文章にはリズムやフットワークが必要だからだ。余計な重みはいらない。贅肉をとらないといけない。
と。
リズムやフットワークがある文章。
それは言い換えれば、読んでいて心地よく、しかも余計な情報がないゆえに、読む人に創造力を与えてくれ、読む人毎にいろんな世界が広がる文章。
そういうことを可能にする文章と言うことだと思う。
プレーンヨーグルトなんかもその最たるものかもしれない。
シンプルな味と真っ白い形は、いろんなものに化ける。
何かのジャムをいろいろと入れて、自分好みの味を作ってもいいだろうし、何かの料理に入れて、その料理そのものを豊かにしてもいいだろうし。
使う人によって全く違う使われ方をするし、いろんな創造力を働かせる「余地」がある。
茂木健一郎さんがよく言う、「人間の脳はオープンエンド性(終わりがないということ)という特徴があるがゆえに面白い」ということとも繋がる。
終わりがないがゆえに、その可能性は無限に広がり、様々なイノベーションが生まれる。
この「終わりがない」ということは、まだまだ何かが生まれる「余地」があるということで、村上春樹が言う「リズムやフットワークがある文章」や「プレーンヨーグルト」なんかとも通じるものがある。
「機能的なシンプル」だけではダメで、そこに「オープンエンド性」という要素があるものが、みんなが好きな「シンプル」ということになるんではないだろうか。
シンプル×オープンエンド性
遊びや創造力を発揮できる「シンプル」って、これからも絶対必要な要素だと思う。
- TrackBack: 0
正直と素直と誠実について
どんな状態になると、人って心地よいのか?みたいなことを考えていたとき、2つのワードにぶつかった。
「正直」と「誠実」だ。
この2つ考え出すと、なかなかちゃんと自分が分かる納得できる言葉で定義するのが難しい。
けど、もう少し自分で「そうそう」といえるような形で定義してみたい。
調べてみると、
- 正直 : うそやごまかしのないこと。うらおもてのないこと。また、そのさま。
- 誠実 : 偽りがなく、まじめなこと。真心が感じられるさま。
(三省堂提供「大辞林 第二版」)
ということだそうだ。「ウソを付かない」という表現が両方にある。
もう少し、自分の感覚に近いところで、定義してみると
- 正直 : 自分が考えたこと、思ったこと、感じたことを、そのまま相手に伝えること
- 誠実 : 自分が考えたこと、思ったこと、感じたことを、相手のことを想い伝えること
だろうか。
少し掘り下げると、相手にどんな印象や結果を与えるか。
- 正直 : 時に相手にとって残酷だけど、相手の心にひびく。そして信頼関係を生むもの。
- 誠実 : 時に自分にとってつらいけど、相手に好感を与えるもの。
な気がするけど、どうなんだろう。
そういえば、この2つの言葉の中間くらいに定義できそうな言葉もあった。
「素直」だ。
- 素直 : 性格や態度にひねくれたところがなく、あえて人に逆らったりしないさま。
(三省堂提供「大辞林 第二版」)
自分の感覚に近い定義をしなおすと、
- 素直 : 外からの刺激(情報・行動)を、そのまま自分の中に受け入れること
ということになるかな。
素直は、「自分で考える」ということが若干、「正直」や「誠実」よりも少ない気がする。
言われたことをそのまま何も考えず、影響を受ける。という感じ。
人が「素直」に対して、「心地よさ」を感じるかというと、どうなんだろう。
どちらかというと、自分の言うことを聞いてくれる、というちょっとした征服感や優越感に近いような感覚かもしれない。
ただ、「正直」で「誠実」な人から受ける刺激を、「素直」に受け入れ、「正直」で「誠実」なアウトプットを生むという循環が生まれると、それはとても、心地よい循環を生むのかもしれない。
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文章を書くコツとは?
ずーっと前、なかなか自分の考えや伝えたいことを文章に落とせないでいるとき、文章を書くことや言葉を商売にしている友人のにこんな質問をした。
「文章を書くときのコツというか、書き方とか、そういうのをまとめてあるような本を教えて。」
そしたら、そいつから帰ってきた言葉がこんな感じだった。
文章っていっても色々あるべよ。キャッチコピー、説明文、取材記事とか。
それぞれでテクニックって違うど。
ただ、どれにも該当しているのは、ファクトを集めて文章にするってこと。
その軸さえブレてなければ正しい文章、伝わる文章ということになる。たとえば、ユーザーの生の声とかはファクトだし、そのまま(心をわしづかみするような)コピーにもなりやすいな。
ソーラー住宅とかの宣伝文句でいえば「環境貢献が目に見えるって楽しい!」
とか
あと、テクニック的なことでいえば、答えを先にもってくるか後にもってくるかとか。
文章が長くなりそうなら、答えは先にもってきたほうがいい。とか。
それと、
文章を書くときのコツみたいな本は知らん。
ンなの見たら面白い文章なんて書けん。
本当に目からウロコだった。
その頃って、「きれいな文章を書こう」とか「うまく書こう」とか「かっこいい言葉を使いたい」とか、ようするに、自分の器がちっちゃいのに、それを超えるような形で周りに見てもらいたいと思っていたんだと思う。
いつもいろんな文章を読んでいて、時々感じる「うさんくささ」「ウソくささ」みたいなものを、自分から進んで文章にしていたんだと思った。
正直に、思ったことをそのまま、でいいんだよなー
面白いと思うフィクションの文章(小説とか)でも、その中に込められている想いとか考えとか面白いと思うこととかは、その作家がそのように思っていることをフィクションと言う形で表現しているから、僕らにも伝わるということだし。
「うさんくささ」「ウソくささ」という加齢臭よりも気持ちの悪い臭いを、最近出していた自分にたまたま今日気付いたので、自戒の意味も込めてエントリー。
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三位一体という考え方って
- 2006-11-15 (水)
- なるほど | オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント
キリスト教の協議である「三位一体」という考え方について。
※興味のない方はスルーの方向で
恥ずかしながら僕はこの本に出会うまで(昨日まで)、知らなかった。
東京糸井重里事務所
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雰囲気に惑わされないようにしたい
この本は、「ほぼ日」で連載していた「芸術人類学研究所 青山分校!」というコンテンツから生まれたものだ。
キリスト教徒では全くないが(というか無宗教に近い・・)、近代資本主義を発展させることになった、キリスト教の「三位一体」という考え方を通すと、現在起きている様々なことは、とても理解しやすくなるし、この考え方を通さないものは、現代の資本主義経済の中では、どこかで無理がくるようなものになる。と。
30分から1時間もあれば読み終わるような文量のため、本屋さんとかでもちょこっと見てみてください。
まだこの考え方に馴染んではいないのですが、なんだかスっと腑に落ちそうな気がしています。
なぜか、と言われるとちょっと説明に窮するのですが、とても普遍的な考え方としてしっくりくる気がします。
キリスト教についてどうのこうの、ということではなく、現在の資本主義経済が「三位一体」の考え方の影響を多分に受けていることを考えると、その考え方を通して見てみると、腑に落ちそうであって、普遍的な考え方という気がする、という意味で、です。
馴染むために、とにかく「三位一体」に当てはめて考えてみる。
※「三位一体」については、こちらに説明があります。
・ほぼ日
・Wikipedia
・ネットで検索しても大量に出てきますね(宗教・政治関連が多そうですが・・)
まずは、「父」と「子」と「聖霊」を考えてみる。
「父」は「ものごとに一貫性や永続性や同一性を与える原理」
「子」は「神と人間のあいだをつなぐ媒介となるもの」
「霊」は「増えていくものをあらわす増殖の原理」
たとえば、前回のエントリーの日本プロ野球について。
ここでいくと、たぶん、
「父」に該当するのは
・日本のプロ野球は、選手を囲うより囲われるようにする
ということであり
・日本のプロ野球は大リーグへ行くための踏み台と割り切る
・大リーグへ行きたい選手にはとくかく大リーグに進めるるように手を尽くす
・大リーグへ行くための踏み台であることをアジア地域全土に広める
という考え方(方向性)になる。
「子」に該当するのは
・日本プロ野球機構
・野球施設等の環境
ということになり、
「霊」に該当するのは
・アジア全域の野球選手
ということになるんじゃないか。
うーん。なんかしっくりくる気がする。
いろいろと考えてみよう。
お詳しい方がいらっしゃいましたら、是非突っ込みをお願いします!
- TrackBack: 0
ユーザビリティ会議:行動観察というユーザビリティの効果を見る
- 2006-11-09 (木)
- なるほど | オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント
百式PR Board x beBitのユーザビリティ会議に参加してきました。
■レポートではなく、みんなが読みたいと感じる記事を書く!
冒頭に田口さんから、
「イベントをやったときに、みなさんがいろいろとレポートを書いてくれて、書いた人同士でリンクをはり、トラックバックを張り、ということがよく見られます。
レポートを書いていただくのはとても嬉しいのですが、ぜひ参加してくれている人が独自の「記事」を書けるようにサポートできればと思っています。」
というようなことを話していた。
正直「ドキ」っとする話だった。
ときどき何かしたことを書き、イベントに参加してはその内容の詳細を記載することが多くなり、似たような内容のブログが多くなる傾向がある。
そんななか、個人個人の独自の視点が入った表現のほうが面白いのは当然だし、田口さんはそういう力をみんながつけられることをサポートしたいと言っていた。
PR Boardの目的。
「人にとりあげてもらえる記事を書くこと」
↓
「メディアとしての実力をつける」
↓
「企業と健全な関係を築く」
↓
「結果としていろいろいいことあるはず」
とてもありがたい話だと思った。
独自の視点での記事を書けるようになり、結果として読者が着く、という流れ。
そして関係者と健全な関係を築けるようになる。
で、その先にはいいことあるっしょ!
ということで、いつもなら、全体会議の議題は最後の会議前に発表になるのだが、今回は一番初めに発表になった。はじめに今日のお題を認識してもらい、それを前提に会議を進めるという初めての流れ。
レポートではなく、「記事」を作成する。しかもみんなが読みたいと思うような「キラー記事」を。
そのためのお題はこちら。
Q1.今回のイベントで印象に残ったこと(ほかの人とかぶらないようにする)
Q2.それを社会的問題・ニーズに結び付けるには?
Q3.どんな追加独自調査をすればすげー記事になるか?
Q4.ズバリ、その記事のタイトルを入念に練ってお答えください。
■bebitさんのプレゼン
当日の勉強会の内容は、以下が分かりやすく説明してくれています。
・100shiki PR Board(田口さんの記事です。おもしろい「記事」です。)
・マーケる?
・pinkmac
個人的に、当日の勉強会の中で印象に残っているものは、
・誰が何のためにサイトを使うかをしっかり把握すること
・そのサイトで何をしたいか(GOALは何か)を明確にすること
・そして、それをもとに、全員ではなく、誰に何をしてもらうかを実現させるようにする
・インターネットは「セルフサービスチャネル」であり、サイト提供者側の思惑通りにユーザーは動いてくれない。あくまでもユーザー主導である。
・「セルフサービスチャネル」であるにも関わらず、提供者の論理で作られているサイトが非常に多く、効果を出せていない。
・何か調べモノをしている際にいろんなサイトを回っても、結構文章は飲まれない!テレビのザッピングに近いかな。
・モノを売ることができるスーパー営業マンに共通することは、
・買ってくれそうな人はどこにいるかを探す
・欲しいモノを引き出すトークが豊富
・サイトはパンフレットではない、「パンフレット+営業マン」であること
・ユーザビリティとは、ユーザーにとっての品質
・ユーザーシナリオを明確化させる
・実際の行動に基づいた観察を行う(意見ではなく行動の観察)
・人間は自分のニーズを言語化して認識できない
※「人間は自分のニーズを言語化して認識できない」には、pinkmacさんも書かれていたが、アンケートの意味って??と思った。
・「行動観察」というマーケティング
・人の行動を観察し、その行動をどうして取ったのかという事実を追っていくことで、ニーズを引き出す。
ちょっとはしょりましたが、だいたいはこういった話でした。
■そこで感じたこと
この「行動観察」というマーケティングアプローチは本当に面白いと思った。
自分のニーズを言語化して認識し答える従来のマーケティングリサーチとはある意味対になるマーケティング手法だ。
これは以前参加した「非検索会議」でも、茂木健一郎さんが話していたことにも近いと思う。
茂木さんは「click economy」というものに注目していると。
これは、人はどんなときにどこをクリックするかを科学することで、そこを突き詰められると、非常に大きなビジネスにつながる。と。
WEBにおいては、「click」をどのように誘導するかは、生命線でもあるわけで、そこに注目しているという茂木さんの話と今回のbebitさんの話は非常にかぶるものを感じた。
bebitさんの「ユーザーの意見は聞かず、行動を見る」、そしてその行動をどうして取ったのかということの理由細かく聞いていく。
まず「行動してもらう」、そしてその行動の結果をなぜそうしたか「振り返る」という流れ。
これをやっていくと、本当のニーズやそのサイトの問題点が分かってくる。
それを実際にデモで見せてもらったり、今までの経験談などを踏まえ非常に分かりやすく説明してくださいました。
「ユーザーの意見は聞かず、行動を見る」
これは、「行動観察」というマーケティング手法の一つだそうで、今アメリカではいくつか活発に研究がなされているようです。
マーケティングリサーチに携わっていた身としては、今のマーケティング手法や効果に疑問をもっていたところであったので、「行動観察」のシンプルだけど奥深く効果が高いアプローチ方法は非常に斬新でした。
マーケティングゴールを達成するためには、そのお客様に、ある「行動」を取ってもらうことが必要。
そのために、
「人間は自分のニーズを言語化して認識できない」
という前提にたち、
「行動観察」
という手法で、ゴールを達成する。
こういう例をbeBitの武井さんがいくつか紹介してくれました。
「駅にある売れないフレッシュジュース売り場が、売上を上げるために、行動観察を行った。駅を行き交う人を見ていると、みんな足しげく動き、必ず時間を確認する。今の時間だったり、発射時間だったり。ということは、売り場の近くに時計を持っていこう。となり、人の視線に多く入るようになったその売り場は、見事売上がアップした。」と。
これは、今までよくあるマーケティング手法では、販売状況の分析、ブランド分析などなどやって、そのお店の商品構成、価格帯、お店の作り、広告、こういったものをたぶん変えていこうと、コンサルの方は提案する。
つまり、「提供者視点」だ。
しかし、行動観察の場合、ユーザーはどうしてそこを買わないのか?ユーザーの視線に入るにはどうすればよいか?実際の行動を見、どうしてそのように行動したのかを追及する。
つまり、「ユーザー視点」だ。
今までのマーケティング手法との違いはたぶんここなんじゃないかと思う。
■全体会議
自分がやった内容
Q1.今回のイベントで印象に残ったこと(ほかの人とかぶらないようにする)
上記で書いたように印象に残ったことは本当にたくさんあったのだが、一番「わかる」「伝わる」のは「人の話」なんだなぁということ。
Q2.それを社会的問題・ニーズに結び付けるには?
メディアの歴史とかぶるかな。と。
メディアの歴史は、文字→絵(静止画)→音声→映像という流れを踏んできている。ネットなんかもそう。
これは、やはり一番伝えたいことを伝えられ、知りたいことを知れるのは、「映像」なんだということ。
Q3.どんな追加独自調査をすればすげー記事になるか?
サイトに「映像」を載せているところと載せていないところで何か比較できればと思った。
たとえば、コンセプト・価格・デザインなどが似ている商品があった際に、その紹介サイトの動画掲載率や数がどの低の人気度に影響を与えるか、とか、会社の業績との関係とか、はてブ数の比較や、PageRank比較など。
Q4.ズバリ、その記事のタイトルを入念に練ってお答えください。
「動画」を載せているサイトは商品の売上に影響があるか!
みたないな感じでした。
■まとめ
○今回の会議で得ることができたこと。
・レポートではなく、みんなが読みたいと感じる記事を書く!
・ユーザビリティの重要さを本当に本当に認識(しかもbeBitさんへは非常に好印象!)
・ユーザーシナリオの明確化
・行動観察という手法
・「行動してもらう」、そしてなぜそうしたか「振り返る」
・ユーザー視点の大事さ
○感想
beBit社の取り組みとその効果の高さ、そして、考え方に本当に共感しました。
自分の会社で扱っているサービスサイトもぜひチェックしてもらいたいです。。
また、今回はおみやげに
・ストラップ2個(首から下げるタイプのを使わせていただいております!)
・beBitさんプレゼン内容等の資料
・最近beBitさんから出た、この本!実践的でとっても面白そうです。




