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オススメ本・CD・DVD Archive
「分かりにくさ」のススメ
- 2008-06-20 (金)
- オススメ本・CD・DVD | 日記
中国、ハンパない。
って話をたくさん聞いてきた。
公然の事実として、僕らでもよく知っているような、汚職問題や
環境問題などなど、モラルもへったくれもない私腹を肥やすことのみに
命をかけている命のかけ場所を掛け違えている政治家達。
そんな話をたっぷり聞いてきた。
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「分かり易さ」ということについて、時々困惑することがある。
人が何かに対して「面白い」とか「気持ちいい」とか「欲しい」
とか感じることは、突き詰めると、非常に感覚的なものになる。
例えば、野球をやったとして、ピッチャーが投げたボールを
おもいっきり振ったバットの真芯で捉えた時の感覚というのは
なかなか言葉に表現できない。
例えば、プログラムを書いて、それが思ったように動いたときの
感動や喜びというのは、「コードを○○行書いたものが動いたから嬉しい」
というものではなく、純粋に「自分で書いたものが動いた!面白い!」
ということであって、何か言葉や数字で表現できるものでもない。
でも、そういう感覚的なことを、企画書の中では言葉や数字を使って
誰にでも分かるように表現することが、よく求められる。
以前一緒に働いていたある方に、いくつか企画書を提出した際に
こう言われたことがある。
「面白いんだけど、ロジックがねぇ」
それは、スタートからゴールまできれいにロジカルに説明できる
必要があり、それが足りない、ということだった。
つまり、1+1=2というような誰でも分かるロジックを付けて欲しいと。
早い話が誰にでも分かるように、何が良くて、どんくらいコストがかかって
そのコストをどんくらいで回収して、ここまででこんくらい儲かりますよ。
ということをロジカルに説明して欲しいと。
提案していたその企業は、大きな会社だったし、
決済に関係する方の数も多いし、年齢も幅広い。
企画書の中で、言葉と数字で関係者全員が納得できるような
そんな企画書にして欲しいということだった。
その企画については、その時点でボツにしてもらった。
なぜかというと、誰でも分かるようなロジカルな説明、
つまり言葉と数字で説明できる自信が僕にはなかったからだ。
ボールをバットの芯で捉えた時のような感覚を、
言葉と数字では表現できないと思ったからだ。
もしかしたら、それに合わせてマーケティングデータを
なんとなく都合のよさそうにデータを加工し、見え方を工夫
すればよかったのかもしれない。
その時の担当の方からも、そう言われてもいた。
でも、それはその時点で、ウソを付くことになる。
みんなそうしている、とその人は言う。
そうかもしれないけど、なんとなくイヤだったのだ。
その企画はとても大切にしたいものだったし、そこでダメでも
別のところに持って行こうと思っていた。
でもね、今思えばこれは、完全に僕の力不足だったということが
よく分かる。
誰も分からないような、思いや考えや感覚というものを
それをウソをつかずに、何かしらのカタチで表現し、
相手に伝えることができ、そして共感を呼ぶことができる人が
たくさん存在するというのを知ったからだ。
そう言う人達は、「分かり易さ」のみを重視しているのではなく
「言葉や数字でぴったりなかなか表現できないんだけど、面白い」
と思えることを、何かしらの形で分かり易く表現することができるのだ。
それが本物の技術であり、本物のアイデアであり、本物の企画力だったりする。
僕にはその「本物の○○」がなかっただけだった。
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「落合博満変人の研究」という本を読んだ。
胸が、なんだか熱くなった。
熱狂的な野球少年だったが、この5〜6年くらいは全くと言っていいほど
野球を見ていない。
今どんな選手が活躍していて、どのチームが強いのかもほとんど知らない。
本当に野球関連の情報は入ってこない生活を送っている。
そんな感じの僕だが、この本を読んで野球少年だったころの
狂ったように野球ばっかりやっていた頃のことを思い出した。
また、野球に触れたいと思った。
本の内容はタイトルにもあるように、落合博満について書かれた本だ。
一般的に嫌われ者で、常にダーティーなイメージのあり、
最も監督から遠いと思われていた落合が中日ドラゴンズの監督になり、
日本一位にまでなった。
野球エリートばかりのプロ野球界において、全く異質な経歴を持ち
独自の方法で進み、周りと対立しながらもしっかりと結果を残し続けている。
そんな落合について、熱狂的な野球ファンの詩人のねじめ正一が
いろんな人達の対談や自分の言葉で詩を編んでいるような本だ。
とにかく面白かった。
人気凋落が激しいプロ野球の中で、唯一面白く見ていることが
できる落合。
異端児というイメージがあるが、実は純粋に
・投げて
・打って
・取って
・走って
という面白さの原点を大切にし、その気持ちをじっくりと育て
その中で選手達を鍛え、育てているということがよく分かる。
プロ野球は、とにもかくにも価値を決めるのが「お金」という
一つの基準だけになってしまい、お金のある巨人が大金をばらまいて
有名選手を集める。
そんな手法がまかり通っていることが、野球本来の魅力をなくし
結果として、人々は野球から離れて行ってしまう。
野球を楽しみ、野球で勝負するのではなくなってしまっているのだ。
その原因を作ったのは、落合、という印象があったが、
それはこの本を読んでみると、印象とはまた違った事実が分かってくる。
野球が本来持っている楽しさ。
それは、なかなか言葉や数字にするのは難しい。
でも、落合は自分のプレーで、そして監督として選手にそれを伝え
そして中日は強くなった。
方や他の球団や選手は、誰にでも分かり易い「お金」という評価軸が
幅を利かせ、野球の面白さ、ということは2の次になってしまった。
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本当に大切なこと、面白いことは非常にシンプルなことなんだと思う。
そして、そのことはなかなか言葉や数字に表すことは難しいことだとも思う。
その中で、分かり易さを重視し「お金」を中心にモノゴトを組み立てると
本当に大切なことが崩れてしまう。
だからこそ、言葉や数字に表すことが難しい「本当に大切なこと」を
大切にし、それをしっかりと表現し伝えることができるようなプロに
なりたい。
そして、野球の面白さ、落合の面白さという感覚的なことを、
言葉でこれだけ表現できるねじめ正一さんは、本当に本当に
言葉のプロだなぁと思った。
※お前が言うな、ではあるけど。
と、そんなことを思った一日だった、ような気がする。
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ヒトカラ=ヒトデが干涸びる
ということかと思ったら、「1人でカラオケ」のことを
「ヒトカラ」と今のヤングは言うらしい。
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頭でっかち
- 2008-06-03 (火)
- オススメ本・CD・DVD | 日記
思い返してみると、夢中になるものや長く趣味として続いているものに
共通点が一つある。
それは、「理論は後回しにして、まずはやってみる」ということだ。
野球を始める時に、ルールブック見て覚えてからボール投げないでしょ。
プログラミングが好きな人なんかもほとんどがそうだと思うけど、
自分で書いたコードが目の前で動く、という事実が面白くてやっているわけで
分からないことがあった時や、少し経験を積んだ後に理論をつまみ食いしたり
体系的に学んだりしていると思う。
もちろんサッカーもそうだと思うし、ゲームなんかも、簡単に操作方法とかは
見るかもしれないけど、とりあえずやってみることから始まることが
多いと思う。
学校の授業はつまんないけど、でんじろう先生の授業はとても面白いのもそうだ。
つまり、「理論は後回しにして、まずはやってみる」ということは
人が何かを始める際にとても大切なことであるはずだ。
でも、ふと周りを見回してみると、効率化する為の○○の方法とか
スピードアップの○○法とか、ライフハックとか、うまいく管理術とか
そういう本がとんでもなく溢れているし、売れている。
そういう本は、その本を書いた人達が「理論は後回しにして、まずはやってみる」
ということを繰り返し、後で理論的に体系化したものであって、
その書いた人達だからこそ、とても効果を発揮するものなのだ。
だから、そこにあるものを真似たとしても、たぶん、身にならないだろうし
効果は少ないのではないかと思う。
そんなとき、僕のような人間にとって、どんな本が一番よいかと言ったら、
「まずはやってみる」を後押ししてくれるような本だ。
最近、とんでもなく面白かったのが菅原 一剛さんの
「写真がもっと好きになる。 菅原一剛の写真ワークショップ。」
という本だった。
菅原一剛さんは第一線で大活躍している方だけど、この本の中に
技術的なことはあんまり出てこない。
でもなんというのだろうなぁ。
読んでて本当に楽しい本だったし、なによりも写真って楽しそう
写真撮りに行きたい、って強く思える本だった。
そして何よりも、菅原さんの写真って楽しいよ、という気持ちが
僕の心に本当に伝わってくる。
写真とかカメラをやるにあたっての、一番大切なことが
この本の中に大切にしまってある感じがする。
特にこれから写真やカメラを始めようかなぁと思っている人は、
絶対にこの本から読んだ方がいいなと思った。
僕自身はカメラや写真はもう13年くらいになるけど、こういった本に
もっと早く出会いたかったなぁ。
写真でカメラで迷った時に、最後にたどり着く本になりそうだ。
ガンガン売れて欲しい本だと思った。
ちなみに、以下はこの本を読んでから近所の公園に撮りに行った写真です。
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神社とお寺(寺院)の違いから感じた線と点線の違いについて
- 2008-01-08 (火)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント | 企画のタネ
お正月ムードも過ぎつつありますが、神社とお寺の違いについて調べていて
面白かったので、備忘録としてここに書いておきます。
(ご存知の方はスルーでお願いします)
最初はネットで調べていたのですが、ネットでの解説はピンポイント過ぎるものが
多かったため、歴史のことをほとんど知らない自分にも分かり易く体系的に説明してくれる
ものがないか調べていたら、ありました。
とても分かり易く、初心者向けに説明してくれている本がありました。
詳細は本を見ていただくとして、神社とお寺の違いについて要約を
・神道と仏教の違い
・神道と仏教の融合と協調
・神道と仏教の区別
という3つに分けて簡単にご紹介します。
◎神道と仏教の違い
○神道
日本古来より存在する、日本オリジナルのもので、6世紀に仏教が大陸より入ってきた際に
仏教と差別化する為に神道という概念を設けた。
これは、八百万の神(やおろずのかみ)と言われるように、古代日本人は、この世の全ての
事象に霊魂が宿ると考えていた。
そして、人間は時間が経つと必ず神になり、子孫を見守ると考えられ、特に稲作が中心に
なる頃より、その土地を守り、その土地の住人を守るものと考えられるようになる。
水田や灌漑設備など代々受け継がれてきたものは、すべて祖先の恵みと受け止め、
祖先を敬っていた。
○仏教
紀元前5世紀頃に現在のネパールにいた釈尊(ゴータマ・シッダッタ)を開祖とする宗教で
あり、6世紀に日本へ来た。
無常を知り、偏った考えを捨てて中道を生きるという個人の悟りに重きをおいた人間中心の
宗教であった。
◎神道と仏教の融合と協調
仏教はまずは国を治める「学問」として朝廷の保護のもと全国に広がるが、誰もがその
教えを理解できた訳ではなく、誤解をされて広がってしまった。
そのため、仏教を日本化する必要が出てきた。
人間中心の宗教である仏教と、神道の先祖を敬う概念を融合し、協調をするようになる。
その結果、仏教は先祖供養や葬式などを重んじるようになっていき、日本人にとって
仏とは仏教の開祖、釈尊である以前に八百万の神に近い存在として受け止める思想が
長く受け継がれて行く。
仏壇に祀られる先祖の霊を「仏様」と呼び、盆や彼岸に先祖を祀るこの習慣は
本来の仏教では行われない。
◎神道と仏教の区別
今日では、神様は神社、仏様は寺院とはっきりと区別されるが、それは、明治政府が
行った神仏判然令による。
平安から江戸まで長い間、神仏が共存する状態は人々に抵抗無く受け入れられていたが
1867年の大政奉還によって明治天皇を中心とした国家に日本が生まれ変わった。
明治維新の混乱が続くなか、早急に天皇の権威を高める必要があった。
その際に、天皇を神格化するために、神社を寺院よりも上位の存在であると位置づけるため
それまで共存していた神仏を分ける神仏判然令を明治政府は出す。
これにより、現在のように神社と寺院は別々のものにはっきりと区別されることになる。
上記の本は、こちらです。
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似顔絵のコツ
- 2007-12-25 (火)
- オススメ本・CD・DVD | 雑感
ideaxidea で「イラストを描くときに便利そうな『表情の描き方50』」が出ていました。
これはとても便利ですね!

ちょこちょこイラストを書いていて、顔の表情についていつも悩んでいたので、
とっても参考になります。
最近読んだ本で似顔絵についての簡単なコツを書いていた本がありました。
山藤 章二さんは、週刊朝日の「似顔絵塾」をやっていた方なので、ご存知の方も多いと思います。
この本の中で、似顔絵についての技術的なコツが一つだけ出ていました(確か一つだったはず。。)
それは、「顔の輪郭と髪型が似ていれば、似顔絵になる」というものでした。
試しに、この本でも紹介されていた黒柳徹子さんはどうなるかと言うと。

黒柳徹子
他にも輪郭と髪型に注意して書いてみると、

イチロー

小泉純一郎
これだけで、なんとなく似ているような感じになりませんか??
後は、リリーフランキーさんがいつだったかどこかで書いていたのは
「似顔絵は、絵とその横に名前がついていればなんとなくそうなる」
ということ。
この2つを知ってからは、えらい書くのが楽になりました。
なので、これからもし似顔絵を描いてみようかなぁという方は
・髪型と輪郭を似せるようにする
・その人の名前を一緒に載せる
という2点を入れれば、なんとなく似顔絵になるような気がします。
そこに、今回 ideaxidea で紹介されていた『表情の描き方50』を
組み合わせると、とてもいい感じの似顔絵ができるのではないかと。
それと、「似顔絵」の本は、技術的なことについてはほとんど触れていない本ですが
「似せるより、自分にはこう見える、を表現した方が面白い」ということを
根底のテーマとして書かれている本のように感じました。
技術的なことはまぁいいから、楽しんで、どう見えたかを気軽に表現してみては
ということを書いてくれていて、イラストとか似顔絵へのハードルを低くしてくれる
良書だと思います。
もし、イラストや似顔絵に興味のある方は、一度ご覧くださいまし。
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「LOVE理論」を読んでの感想
- 2007-12-25 (火)
- オススメ本・CD・DVD
び、びっくりた。。。
ホンキでびっくりした。。
あんまりにも面白くて。
先日百式企画塾にていただいたのがこの本。
百式の田口さんが
はっきり言いますが、「夢をかなえるゾウ」の100倍面白かったですよ!(ガチ)。
なんで売れていないかまったくわからない。
かなーーーーーーーーーーーり、おすすめです(って言い過ぎるのもあれか)。表紙が悪いんだろうか・・・一気に読みましたよ。天才です。
と書いていたのに納得です。
※た、確かに表紙が悪いんだろうか。。。
著者の水野さんが実際の行動の中から編み出した「LOVE理論」。
文章も相当笑えますし、本気で恋愛に役に立つことばっかりなんじゃないだろうか。
まずもって、本を開いて最初にある「はじめに」がこの言葉で始まります。
結論から言うと、今からお前をトム・クルーズよりモテる男に育て上げることになる。
いきなりこれです(笑
恋愛教師という設定、文体、話の流れ、どれをとっても笑えます。ホンキで。
しかも、内容もこれマジでいけるかも、と思えるものばかり。
ちまたにある恋愛本の浮世離れしたものと違って、地に足がついているというか
役に立つというか。
実用的であり、エンターテイメントでもあり。
「使える + 楽しめる」という珍しい本だと思います。
個人的にグッときたのはこちら。
・女性に優しいと思われる行動パターン
・コンプレックスと感じているポイントに触れられたときの対処法
・女性が勝手に自分かあお酒を飲んでくれるようになる一言
・ファッションセンスを磨く方法
・犬と猫から学ぶコミュニケーション術
・出会いの機会を増やす方法
・その場の空気を支配する方法
・女性が男性を好きになるパターンとは?
・女性が喜んでくれる方法
これらが、面白い文章と写真で構成されていますよ。
それ以外にも、本当に面白くて役に立つ情報がたくさんです。
クリスマスは終わってしまいましたが、「クリスマス当日まで開かないこと!」という
袋とじもついています。
これがまた面白い!
この本をクリスマスまでに届けようと緊急で企画した百式の田口さんもさすが(笑
しかも、DVD版が2本も出ています。
ソフト編とディープ編(笑
水野さんという人の本は、「夢をかなえるゾウ」と「LOVE理論」の2つしか
見たことがなかったのですが、調べてみると話題になった「温厚な上司の怒らせ方」も
手がけていた人なんですね!
水野さん個人のサイトも面白いですし、会社のサイトもまたなんとも面白いです。
>> 個人サイト:水野敬也のウケる日記
>> 会社サイト:1億円プロジェクト
※1億円プロジェクトの「企業理念」も是非是非見てみて下さい。
他の作品も全部見てみようっと。
相当期待できますよね。
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「介護施設にだまされるな!」を読んでの感想
- 2007-12-20 (木)
- オススメ本・CD・DVD
介護関連の知識を必要とする瞬間は本当に突然やってきます。
僕はちょうど7年前に父、そして先々月に祖父が突然倒れました。
父は、仕事中にくも膜下出血で突然倒れて病院に運ばれ、数日間入院し、
その後脳梗塞を併発し亡くなりました。
祖父は、朝起きて頭が痛いと訴え、病院に行きましたが
そのまま病院で倒れてしまいました。
原因は脳梗塞でした。
現在は、まだ入院中で、右手と右足を少し動かせる、話しかけると
少しうなずいて返答できる程度までに回復してきましたが
話すことや目を開くこともできない状態で、寝たきりでの生活をしています。
父も、祖父も直前までは本当に元気でした。
力仕事もすれば、毎日バイクにのったり、どこかに出かけたり、
見た目も同年代の人達よりもだいぶ若く見えていましたし、
それまでの健康診断でも血圧が少し高いという傾向はあったようでしたが、
他はほとんど異常もなく、健康な身体でした。
それでも、本当に突然身近な人が倒れる、ということは起きてしまいます。
父の時もそうでしたし、祖父の時もそうでしたが、僕はその第一報を聞いたとき
本当にうろたえました。
なぜ、あんなにうろたえたんだろうか?
少し落ち着いてきた今思い返してみると、「予期せぬ事態」というのは、
仕事でもよくあります。
仕事で起きたトラブルも、当然焦りますし、申し訳ない気持ちで一杯にも
なるし、なるべく早く確実に復旧させることに全力を注ぎます。
でも、身内が倒れた時と、仕事で予期せぬ大きなトラブルが起きた時の
このあきらかな感情の違いというのはなんなんだろうか?
違うのは当たり前、という気持ちはあるのだけど、何が違うのかぼんやりしていました。
・命に関わること
・信じられないという気持ち
などもあるかもしれませんが、たぶんですが、これが
大きいのではないかと思いました。
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永田農法から学ぶこと(食は土にあり—永田農法の原点)
- 2007-12-13 (木)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント | 企画のタネ | 雑感
永田農法というのをご存知な方も多いと思います。
今までの農業で常識と言われていたことをどんどん崩していき
安全でおいしい野菜や果物を作る方法を編み出した永田照喜治さんが
開発した農法です。
永田さんは現在も日本だけでなく、世界中を飛び回り、永田農法の研究と
普及に努めていらっしゃいます。
その永田さんや永田農法について、詳しくまとめられている本を先日読みました。
そして、その本を読んでいて、この考え方や取り組み方は農業だけでなく
どんな業種の仕事にも使えるのではないかと思いました。
たくさん得ることがある本だったのですが、その中で一つの事例を要約して
ご紹介します。
現在の農業は、土壌が豊かであることや有機農業といわれるような天然の有機物に
よる肥料などを用いる有機農業、水も定期的にたくさん利用する方法などが
有効だといわれている。しかし、永田さんが様々な体験や実験から導きだしたことは、
・土地は風通しがよく石ころだらけの栄養分が少ない場所
・水は極限まで与えない
・肥料は少量の液肥のみ
・薬は使わない
という方法であった。これは、今までの常識から考えると「狂気の沙汰だ」と厳しく批判された方法であった。
常識と言われていた従来の方法が「肥えた土壌に、豊富な肥料」という方法だったが
永田農法は、「痩せた土地に少量の液肥」という真逆のやり方をしていた。だが最初反対していた人達も、できた野菜や果物を食べてみると、誰もがびっくりする
味ができ、だんたんと理解者が増えていった。なぜ、土壌が豊かなほうがいいという認識や多くの肥料を使う方法がまかり通っているのか。
永田さんは、「それは生産者や流通業者が自分の都合しか考えていないからです」と話す。
アメリカ型の農業が日本に入ってきて、面積辺りの収穫高を上げる方法が主流となる。
そして、なるべく見た目がよい、日持ちするように加工された野菜や果物が流通業者や
販売店側に好まれ、そういうものが店頭に並ぶようになった。しかし、それは目の前の経済効率性を重視するあまり、人間の都合のよいように
コントロールするために植物が本来持っている味や安全性や生命力は無視した方法であると
永田さんは嘆く。消費者にとって何が一番よいか、という視点が抜けている。
そのようにできた野菜や果物が、おいしい、安全であるはずがなく、野菜嫌いの子供が
増えるのもよくわかる。子供は味に敏感で正直なんだと、永田さんは言う。
永田さんは、永田農法で育てることで、野菜や果物が本来持っている
生命力があふれんばかりに輝く、おいしく安全な野菜ができるようになった。そして、そのおいしさを追求して行くと、原生地に近い環境を再現することがよい、
ということがわかってきた。元々野菜や果物は野生の中に生えていた。
そこには当然、肥料も無くたくさんの水に恵まれている訳でない過酷な環境で育っていた。上述したような生産者や流通業者の都合で、早く大量に生産できるように豊かな土壌で、
大量の肥料をまき、おなじような形にそろえられるようなものではなかった。本当のおいしさを再現するには、原生地を再現する、ということがわかってからは
その野菜や果物にあった土地を日本や海外も含めて探し歩いている。80歳になる永田さんが、今もなお現役で精力的に活動しているのは、
「安全でおいしい野菜をみんなに食べて欲しい」
その想いにつきるようだ。
この本はこちらです。
「農業」ということを軸にいろいろな内容が書かれていますが
業種に関係なく、たくさんのヒントを得ることができる本だと思います。
上記の要約の中で僕がとても興味を引いたのは以下の4点でした。
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夢をかなえるゾウ:ヤバイ面白い
- 2007-09-07 (金)
- オススメ本・CD・DVD
全く同じことなのに、表現の仕方、伝え方、話す順番などで
伝わってくる印象が納得感などが違うことがあります。
たぶん、その違いと言うのは、一つは伝える側が、伝える側の視点で
伝えているか、相手の視点に立って伝えているかの違いがあると思います。
よく、相手の立場で考える、ということは言われますが、
それをしっっかりとカタチになるようにやることは本当に難しいものです。
先日百式の田口さんからプレゼントしていただきました、
「夢をかなえるゾウ」という本は、いわゆる自己啓発本のジャンルになると
思うのですが、一番大事で大切な「行動する」ということを、
とても促してくれる本だと思いました。
※百式の田口様、本当にありがとうございました。
著者の水野さんという方は、これを読む人の立場に立ち、
その人が、どうやったら実際に行動するか?ということを徹底して考え、
それをこの本のような形にしてくれたんだろうなぁと、とても伝わってきます。
書いている内容は、今までに聞いたことがあるものがほとんどだと思います。
でも、何が違い生んでいるかと言うと、それはもう「行動するかどうか」
「実践するかどうか」につきます。
数多ある自己啓発本で、これほどまでに「行動」に直結するような
表現をしてくれている本は、「箱」以来です。
とても、内容も読みやすいですし、漫才のような体裁を取っているので
笑いながら楽しみながら読むことができ、どんどんストーリーにのめり込みます。
そして、オチも相当ぐっとくる。。
読んだ後は気づくとたぶん、靴を磨いているか、トイレを掃除していると思います。
※詳細は本をご覧ください。
自己啓発本は、好き嫌いもあると思いますし、その人によって、必要ないことも
多々あると思いますので、一概に全員の方にお勧めすることはできないかもしれないですが、
この表現の仕方などにも、学ぶポイントが多くあると思いますので
どのような方でも、一度書店などで手に取ってみることをオススメします。
※上記で書いた「箱」ですが、現在は絶版本でして、
今は「自分の小さな「箱」から脱出する方法」というタイトルで再販されています。
本当に本当にオススメですよ。

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夕凪の街桜の国
- 2007-08-08 (水)
- オススメ本・CD・DVD | 本が好き!
「本が好き!」からの献本の「夕凪の街桜の国」読み終わりました。
この本は、いろいろなところで紹介されているし、この夏には映画化もされたため
ご存知の方も多いかもしれない。
作品の内容は、被爆後の10年と現代のお話の2本立てです。
30歳を過ぎた僕が今までに知り得た「戦争」そして「原爆」のことというのは、
本/映画/テレビ/漫画/祖父母/親せきのじいちゃんやばあちゃん/教科書からでした。
たぶん、同年代であれば、そんなに違いが無いと思う。
この中で、共通していたものがあります。
(それが今まで、僕の中の戦争の「イメージ」を作っていたのだが)
それは、「戦争=激しい攻防」という図式でした。
映画で見ると、かっこいい戦闘機にのり、ドンパチやり、
森の中に入った兵隊が、鉄砲でドンパチやり、人が入り乱れて
激しく戦い合う。
そして、最後は巨大なキノコ雲が立ち上がって、戦争終了、という流れです。
でも、実際にはそういうドンパチで亡くなった人や、ドンパチが起きている
状況というのは全体に比べてそんなに多くないそうです。
ほとんどがもっと陰湿(例えば化学兵器など)なものであったり、
普段の生活の中で、だんだん死に至るとか、強制的に死に至らしめられる
(穴の中に生きたまま埋められるとか防空壕の中で自決させられるとか)
というのがほとんどだそうです。
僕の祖父も兵隊として、満州に行っていました。
お酒が入ると、当時のことをよく話してくれました。
祖父の話には、僕が普段教科書やテレビや本や映画から知る情報よりも
もっとリアルな話が多くあり、とても興味深く聞いていました。
でも、祖父が必ず言葉が少なくなる話があります。
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WEBの役割
- 2007-07-30 (月)
- オススメ本・CD・DVD | 雑感
日下公人さんの、「食卓からの経済学」という本がとにかく面白い。
先日ビジネス発想源というメルマガで紹介されていて、読んでみたところ
アイデアやマーケティングに関するヒントが本当に満載で、ずーっと
うなずきっぱなしだった。
たくさんの「なるほどー!」の中で、特に印象に残った箇所が、
人間の豊かさと満足するポイントについて、人間の5感を元に
紹介している箇所だった。
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親になったら読んでおきたい本:子どもへのまなざし
- 2007-05-25 (金)
- オススメ本・CD・DVD
これはやばい。 相当グッとくる。
いつも楽しく拝見させていただいている、
「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」
で紹介されていたこの本。
子供ができて、気づくと既に1年と4ヶ月もたつ。
まだまだ父親見習いとして、いつも悩み、日々後悔の連続。
だが、その反面、子供がいることでの喜びや感動も多くあり、
その両極端な状態に振り回されている自分がいつもいる。
まだまだ、いっぱいいっぱいで、余裕など全くない。
子育てに関する書籍やサイトなど、それこそ「くさるほど」出回っており、
・しつけは大事
・子供と一緒にいることが大事
・教育とは
などなど、どこもかしこも、「そりゃーわかるけどさ」という内容のものばかり。
いつも、読んでいて、見ていて、どこか消化不良を起こすものばかりだった。
そんな中、この本に出会えたことは本当に嬉しかった。
なんとなくわかっていたこと、全く知らないこと、そういったことについて、
ちゃんと納得がいく理由がついているのだ。
しかも、何か技術的な「こうあるべき」というような話ではなく、
とても人間的な、心の中の大事なところに、そっと大事なプレゼントを置いていってくれるような、
そんな理由がちりばめられている。
頭ごなしに、「こうするべき」ということは一つもなく、今の社会の状態を
ふまえた上で、親にはこうしていって欲しい、子供達のこれからのために、
そして、親自身のために、こうしていって欲しい、ということが丁寧に
丁寧に心を込めて書かれている(と、とても感じる)。
著者(佐々木正美さん)は、人間の乳幼児期は、建物で言う基礎工事に
当たる部分だという。
大人になってから、洋服を身にまとったり、何かの勉強をしたり
という部分は上に載せる箱に該当すると。
基礎工事がしっかりしていない建物はすぐに崩れる。
箱に当たる部分はいくらでもすぐに取り替え可能だが、
基礎工事を後からやり直すのは本当に大変だと。
だから乳幼児期に人間の基礎をしっかりと育てることが、その子の
今後のためにもとても大事なのだと。
そこがしっかりしていれば、後は子供が自分でちゃんと成長していくと説く。
なんとなく、分かっているような感じがするが、それもこの本を読むと
ウゥ・・と心の奥をぎゅーっと握られたような感覚に陥る。
スゴ本の方は、
「何をアタリマエな…」という方はこの本を読むと頭ガツンとやられる(私がそうだった)。
と表現されていた。とても納得のいく表現だと思う。
では、その基礎をしっかりと育てる、ということは何か。
人や社会を信頼すること
この信頼を育てることだと言う。
全てはここから始まる。
そして、乳幼児期の子供へ接することはこれにつきる。
子供の中で、誰かを「信頼する」という気持ちが芽生えない限り、
その子は誰をも信頼できなくなる。
知識や技術などは、後からいくらでも付け足すことができる。
でも、人や社会を信頼する、という気持ちを後から培うのはとても大変だ。
自分の意思をしっかりと伝えられない乳幼児期が、何かを訴える場合は
ほとんど「泣く」とか「だっこ」とか「おんも」とかの、非常に感覚的で
象徴的な行動が主だ。
そのときに、親には「全てを受け入れて欲しい」と。
子供が「受容されている」と感じるようにして欲しい、と。
仕事で疲れて、子供に振り回されて、夜寝ている中、深夜突然泣き始める子供。
毎日毎日続くこのことを「受けれる」というのはとても困難なことだ。
泣かなくなる方法は2つある。
1つ目は、「しつけ」と称し、「ほっとくこと」。
この本にもあるが、数日するとほとんど泣かなくなる。
2つ目は、毎回しっかりと子供の相手をすること。
数日すると、泣かなくなる、ということはないが、ある程度の期間を
すぎると、それは子供が安心するようになり、泣かなくなる。
前者は、「親の都合」で子供が「諦めた」ことにより泣かなくなったことを指し、
後者は、「親を信頼」し、「安心」したことにより泣かなくなる。
よくある育児書などでも、前者の方法を試してみて欲しいと書いているものが
結構多くある。
でも、著者は、それでは子供の信頼が育たないと訴える。
諦めてやらなくなるか、安心して満足してやならなくなるか。
その違いが大きいのだと。
そして、正直に言うと、我が家では前者の方法を取ってしまった。
乳幼児が訴えてくることには、どんなことも無視しない、それが大事だと。
可能な限りやって欲しいと。
一見すると、求めてくることを全てやってあげる、ということは
わがままな子供を育てる、と思ってしまう。
わがままな子供は、自分がやって欲しいことをやってもらっても、ならない。
信頼感が培われている子供は、相手をも信頼するため、信頼している人から
言われたことは、素直に聞くようになる。
逆に、親の都合で、しつけという名の下に、親が望むような行いを強要したり
子供が求めていることをやらない場合は、信頼感がなくなり、大きくなっても
自分が求めていることを、相手にも求め続け、それがわがままになる。
ここは多くの日本人が勘違いしている箇所ではないだろか。
(僕自身もそうだった)
そして、このように接するために、親に対して言っている箇所はここだ。
ここはスゴ本の方も書かれていますが、本当にグッとくる。
子どもは親を見て学ぶ
「幸せ」を学ぶ為には、親が幸せになっていないと、
子どもには何が幸せなのか分からないだから
まずお母さんが幸せになって下さい
お母さんが幸せでないのなら、
子どもはどうやって「幸せ」を知ることができるでしょうか事情により幸せな感情を持ちにくいようでしたら、
せめて、子どもと接するときはゆとりをもって安らいでいられるようにしてくださいダンナさんをはじめとするご家族は、
このことを胸において、お母さんをサポートしてあげてください
子供にとって母親しか出来ないことは本当に、ある。
この行為が子供へどれだけの安心感を与えられるか。
「まずお母さんが幸せになって下さい」
この一文は本当に意味深い。
子供が持つ信頼感。
それを持てるように、全てを受け入れる。無視しない。
親の都合で、子供に何かを強要しない。
そして、そのために、
「まずお母さんが幸せだと感じるようにする」
子供が生まれる前に、是非読みたかった一冊だ。
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癒しの島、沖縄の真実
- 2007-05-10 (木)
- オススメ本・CD・DVD | 本が好き!
「本が好き!」からの献本の「癒しの島、沖縄の真実」読み終わりました。
- 野里 洋
- ソフトバンク クリエイティブ
- 735円
Amazonで購入
livedoor BOOKS
書評/ルポルタージュ

僕が沖縄と聞いて思い浮かべることはどんなことだろうか。
・リゾート地
・観光地
・のんびりとした人たち
・三線
・戦争
実際に行ったことも1度しかない。
そんな僕に、沖縄の深さを教えてくれたのがこの本だ。
空港についた時の何とも言えない空気、雰囲気は本当に
日本とは思えなかったのを思い出す。
そんな沖縄がかつて、日本本土を守るための前線として
悲惨な状況になっていた、ということも、知識として、
薄い知識として、知っていた。
テレビや雑誌、ネットなどで、よく見かける沖縄の今と過去。
この本を読んで思ったが、僕の知識は本当に上辺のものなんだ。
金沢出身の著者が沖縄返還前に沖縄の新聞社に就職し現在に至るまでを、
丁寧に過去と現在と未来について向き合っている姿が目に浮かぶ良書だと思う。
この本を読んで、沖縄について、少し理解を深めることができたような気がする。
実際にその現場にいた人しか知り得ることができないことを
丁寧に丁寧に書いてくれている。
そんな著者だからこその思いだと思うのだが、1点だけ、それはちょっと、、
という箇所があった。
それは、現状の沖縄と未来の沖縄に対して、基地問題と絡み、
公共事業依存型になってしまった状態を憂いている箇所だ。
「沖縄よ自立を」
ということが何度か出てくる。
たぶん思うのだが、この本にも出てくるように沖縄は
自立に向けて立ち向かっていたと思うし、今もある「独立論」にあるように
それは現在も継続してある動きだと思う。
ただ、それをやるには、相手が「日本国」であり、その後ろには
「アメリカ合衆国」がいるんだ。
そこを、ある意味倒していかないといけない。
日本の一地方自治体が立ち向かうにはあまりにも巨大すぎる相手のように思う。
「自立を」という言葉はこの本を読んでいると非常によく分かるし
そうなんだと思うんだが、しかし現実それをやること自体は、
やる人たちにとってはあまりにも酷のように感じる。
それがゆえ、公共事業依存型になってしまう現状はいたしかたないように感じる。
いやこれは当然これだけ沖縄を理解し、向かい合っている著者も
十分分かっていての「自立を」の言葉だとは思う。
ただ、僕は思う。
戦争、返還、基地問題という、非常に大きな問題を抱えている沖縄。
これだけの問題を抱えている地方自治体が、それでも、
あれだけ独自の文化を作り、独自の雰囲気を醸成し、
多くの人に魅了される地域を作り出している、という事実は
本当にすごいことだと思う。
日本のいろいろな地方自治体を訪れてみると、ほとんどのところが
同じような雰囲気となってしまっている。
大きな国道に一部に集約されたどこも同じようなエセ都会的な街を作り、
その周りに農村部が広がる。
ほとんどの地方はどこも同じような顔しかなくなってきている。
その中、あれだけの問題をかかえているにも関わらず、
あんなに素晴らしい空間を作り出している沖縄という土地や人は
本当にすごいところだと思う。
だから「自立を」という言葉はもしかしたらそんなに必要ないのでは
ないかと思う。
大事なのは、著者があとがきで書いている
「ナンクルナイサ(なんとかなるさ)」
という沖縄人の元になっている精神を失わないようにしていれば
よいのではないかと思う。
なんでもかんでも、キチキチっとしすぎな本土の人は、
たぶんあれだけの問題や重圧には耐えられないだろう。
沖縄人の等身大でナンクルナイサの精神。
批判されることもあるかもしれないけど、そういう、
ゆるさや風土は絶対にあったほうがよいものだと思うし、
たぶんそれがなくならないようにしていけば、本当に
そのうち何とかなっているんじゃないかと思う。
なんでもかんでも整理され、管理されていきつつあるなか
全部を把握しないと気がすまなかったり、強くなきゃだめだったり、
全てが正しくないとだめだったり。
そんなこたぁーないと思う。
等身大、ゆるさ、柔軟さ、弱さ、小ささなどはこれからを考える上で
本当に大事な要素だとこの本を読んで実感した。
そういえば、先日書いた「hon-nin」という本なんかも、そういう意味では
等身大でナンクルナイサの精神が満載だ。
・hon・nin vol.00
・hon・nin vol.01
・hon・nin vol.02
何人かの方が書評を書かれています。
こちらの方達の書評なども是非ご覧ください。この本は日本人なら一度見ておいて損はないと思います。
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hon・nin vol.02
- 2007-05-02 (水)
- オススメ本・CD・DVD | 本が好き!
「本が好き!」からの献本の「hon・nin vol.02」読み終わりました。
- 宮藤 官九郎、安野 モヨコ、吉田 豪、本谷 有希子、町山 智浩、堤 幸彦、天久 聖一、池松 江美、せきしろ、松尾スズキ
- 太田出版
- 998円
livedoor BOOKS
書評/国内純文学

今までの2回に引き続き、今回も本当に濃い内容でした。
今回は、リリー・フランキー×松尾スズキという、映画東京タワーの
原作者と脚本家の対談などもありました。
それがまた、読む方としては東京タワーの裏話的な内容なども
期待していたのですが、話の内容は全く関係ないものが多く
脱線しっぱなしです(笑
当然エロネタもたくさんです。
その内容がまた臨場感があって、とても面白いものでした。
とても不思議な雰囲気のある本です。
雰囲気という点でいくと、先日仲の良い友人達と飲んでいる時に、
感じていた心地よい雰囲気と、この本を読んでいる時やこの本から
感じ雰囲気はとても近いものがあるなぁと思います。
かしこまらない、腹を割って自分の汚いところも出して、
それもひっくるめて受け入れてくれて。
昔からよく知っている仲の良い懐かしい友人との他愛もない会話や
その時に流れる心地よい空間のような本だと思います。
日々ちょっと固めのビジネス書などをメインで読まれている方には
特にオススメです。
なんというか、心のバランスが取れます(笑
今回からは、中村うさぎ「自分強姦殺人事件」という、なんとも
ぶっとんだ、でも面白い本人史のような小説が始まりました。
いろんな小説や本がありますが、「本人」にスポットを当てた
この本が、事実は小説より奇なり、を体現していて、本当に面白いです。
たぶん、どっちかに極端に振れている賛否両論具合の本だろうと思います。
他の方の書評面白いです(笑
・カフェと本屋とお前と俺と:雑誌・hon・nin vol.02
・(ogijunの)あとで書く日記
・言語と経済と政治と私
今回の内容は以下です。この登場する「hon-nin」達を見るだけで顔がニヤニヤしてしまいます。
- 表紙+巻頭対談 リリー・フランキー×松尾スズキ:俺たちの「東京タワー」
- コラム 大至急本人を!:森見登美彦、瀧波ユカリ、峯田和伸、岡田利規、ギャル曽根、マッスル坂井、市川実和子
- インタビュー 吉田豪:「hon−nin列伝」第3回ゲスト=土屋アンナ
- 新連載! 中村うさぎ:「自分強姦殺人事件」
- マンガ 安野モヨコ:「よみよま」
- 小説 宮藤官九郎:「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)」挿画=皆川猿時
- 小説 本谷有希子:「改めて! ほんたにちゃん」挿画=榎本俊二
- 町山智浩:「Who's your daddy?」挿画=根本敬
- ビートたけしのオールナイトニッポン傑作選!:ラロトンガニセ生放送事件(1982年9月9日放送)、『戦メリ』カンヌ落選事件(1983年5月19日)
- 小説 松尾スズキ:「トラウマンボーイ」挿画=会田誠
- マンガ とんだばやし:「続いての神様どうぞ」
- 小説 天久聖一:「自己完結女子大の青春」挿画=白根ゆたんぽ
- 小説 池松江美:「男性不信」挿画=吉田戦車
- 本人日記:みうらじゅん、清涼院流水
- 小説 せきしろ:「暇殺し」挿画=はまぐちさくらこ
- 面白くない話 宮崎吐夢+河井克夫:宮崎吐夢の「本当にあった面白くない話」
- 小説 堤幸彦:「LONG HAIR BOY 市ヶ谷編」挿画=山本直樹
- 小説 泉美木蘭:「会社ごっこ」挿画=ジョージ朝倉
- マンガ 中川いさみ:「脳内つかみどり日記」
- 読者のサロン 細川徹+五月女ケイ子:「サロン・ド・ケン」
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hon・nin vol.01
- 2007-04-17 (火)
- オススメ本・CD・DVD | 本が好き!
「本が好き!」からの献本の「hon・nin vol.01」読み終わりました。

「hon・nin vol.00」についで、また本当に楽しめました。
今回は、大好きな本である「封印作品の謎」を書いた安藤健二さんや
みうらじゅんの日記なども登場。
どんどん、どんどん、濃さが増しています。
前回と同じような書評になってしまうかもしれませんが、この「ゆるさ」や「人の黒いところ」の味わいが
なんともなんとも心地よく体にしみてきます。
正しいと思われていることをちゃんと理解し、そのおかしさを分かっている人じゃないと、
面白いことができない、というか
人の弱い部分や暗い部分について、ちゃんと理解して、その部分を受けれている人じゃないと
たぶんこういう本は作れないんじゃないかな、とか勝手に思ったりします。
「正しいこと」や「きれいなこと」が素晴らしい、と思っている人は、ちょっとこの本を
読み続けるのは難しいかもしれないけど、でも、そういう人に是非読んでほしいなぁ。
ちょっと話がそれてしまいますが、そんな松尾スズキさんが脚本した
映画「東京タワー」は、本当に楽しみです。
あぁ。この文章を書いていて思うけど、こういう「書評」みたいなことが、たぶん全く似合わない本だなぁ。
- 著:宮藤 官九郎、安野 モヨコ、吉田 豪、本谷 有希子、町山 智浩、堤 幸彦、天久 聖一、池松 江美、せきしろ、松尾 スズキ
- 出版社:太田出版
- 定価:998円
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hon-nin
- 2007-04-11 (水)
- オススメ本・CD・DVD | 本が好き!
「本が好き!」からの献本の「hon・nin」読み終わりました。

しっかし面白かったなぁ。この本。
ひさびさに、心に響く面白さだったなぁ。
有名無名関わらず、ここに出てくる人たちの対談やら、小説やらが本当に面白い訳です。
松尾スズキさんはこの本についてこう書いていました。
「本人しばり」というルールを思いついたわけです。
本人が書く本人の話。本人が登場する他人の話。
本人が本人のふりして書く話。いかにも本人な話。
本人だからこそ書ける話。他人が聞く本人の話。
とにかくページを開くはしから本人の匂いが立ちのぼるような、
そんな雑誌にしてみりゃいいんじゃないかと。
この時点で、まず面白いのですが、その「本人しばり」のルールの他に、
もう一つ統一していたのが
「人の中の黒い部分(と思われるもの)」
が随所に出ている所。
たぶん、どこかのPTA会長とかが、自分の子供がこの本を読んでいたら
「なんてもの読んでいるの!」と烈火の如く怒るんじゃないかな。
たぶんですよ、たぶん。
その「黒い(と思われるもの)」って、今じゃ本当に触れることが
できなくなってきていて、完璧な「白(と思われるもの)」じゃないと
いろんなところで煙たがられたり、怒られたり、指摘されたりしちゃいます。
なんだか、「0か1か」みたいな、「いいか悪いか」しか基準がなくて
しかも正論というか、圧倒的に正しい(と思われる)ことのみが
通っていて。
「人の黒さ」や「ゆるさ」、みたいなのが許されない、というか。
バーーン!と正論を正面から言われたら、言い返せないです。
だって正しそうだからね。
でもね、こういった黒い(と思われる)とか、ゆるいとかって、
絶対人の中にあるものだと思うし、そういうものもひっくるめて、
面白いとか、楽しむ、というような感覚は、絶対持っていた方が
いいなぁと思う。
人に喜んでもらえるとか、楽しんでもらえるとかって、
こういう要素なしじゃ成立しないと思う。
正しそうなことを大声で言っている方や世の中のPTA会長さんは必読ですよ。
ここ数年はカターイ本とかを読むことが多くなっていたんですが、この本を読んで
なんだか心のバランスが少し取れたような気がします。
続きの2冊も本当に楽しみです。
- 著:宮藤 官九郎、安野 モヨコ、吉田 豪、本谷 有希子、町山 智浩、堤 幸彦、天久 聖一、池松 江美、せきしろ、松尾 スズキ
- 出版社:太田出版
- 定価:998円
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フランス父親事情
- 2007-04-04 (水)
- オススメ本・CD・DVD | 本が好き!
父親になって、1年ちょっとの父親見習いの自分にとって、フランスの父親達は
どんな生活を送り、どのような楽しみ方をし、どんな悩みを持っているのか。
そんな興味から読み始めた。
しかし、この本はフランスの父親を題材として、社会における「父性」にスポットを
当て、現代日本にもぴたっと当てはまるような問題を提起してくれているように思う。
冒頭、著者はこのように書いている。
権威というと、力ずくという意味合いがあるから、いつからか私たちはその言葉を嫌うようになった。
威厳という言葉も誤解を招きやすい。
だが、権威というのは、私たちが社会の一員として守るべき一線を示すものだ。
「自由」や「のびのび」ばかりが尊重される社会で、その一線さえ私たちは
鬱陶しく思ってないがしろにする傾向にありはしないだろうか。
しごく当たり前のことだが、社会というのは他人どうしの集まりであるから、
一定の線引きがなくてはどうしようもなくなる。
家庭も社会もぐずぐずになり、子供も大人もエゴばかりが肥大してしまう。
少子化の中で、親(特に母系)の視線に四六時中注視され、
自分と他人の境界がよくわからない子供が増えている。
日本はすでに、そうした社会になっている。フランスもそうした状況が珍しくない。
そんな中で、いま「父親とはだれ?」「父親とは何?」と問うことは急務だと思う。
この本の根底に流れるテーマがこの文章に集約されていると思う。
そして、
「父親って何?」と問い続けたい。なぜなら、繰り返すが、父性のない社会は生きにくいからだ。
と結ぶ。
著者はこのようなテーマを「フランス」という国の歴史と、社会の中で
どのように父性というものが失われ、どのようにその大事さに気づき、
どように取り戻してきているかを丁寧に記載してくれている。
これを読んで思ったのは、
母性というのは「目の前の危険を防ぐ防衛」
であり
父性というのは「遠くを見据えた、力強い成長」
と例えることもできるのではないかと思った。
例えば、母系は子供が転んでけがをしたり、子供が土を触ったり、動物を触ったりし
体を汚すといことを嫌う。
けがをして、体が不自由になったり、下手をすると死につながってしまう、
ということだったり、汚い状況にいることで病気になってしまったりすること
を懸念しての言動である。
でも、父性は、それをよしとする。
誤解を恐れずに極端な例で言うと、けがをして、例えば死に至ってしまったり、
体が不自由になってしまったりしても、それはしょうがないことのように思う。
ゆえに、父性と母性というのは矛盾を生むが、どちらが優れているとか、
正しいということではなく、両方がバランスよく存在する必要があるのだろう。
ある時にはどちらかが正しいし、ある時にはどちらかが間違っている。
というものだろう。
そのバランスを保つ、ということがとても難しいのだと思うが、一つの視点だけが
圧倒的に正しいということではなく、一見すると間違っているのではないか、
非効率なのではないか、と思われることにも大事なことは含まれているんだろう
と思うし、そのバランスを常に社会が見失わないようにしていかなければならない
ということに気づかせてくれる本だ。
- 著:浅野 素女
- 出版社:築地書館
- 定価:1890円
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プラネットアース「第5章:高山 天空の闘い」を見た
- 2007-04-04 (水)
- オススメ本・CD・DVD | 雑感
NHKとイギリスBBC放送が共同で作成している「プラネットアース」の「第5章:高山 天空の闘い」を見た。
これを見ると、いろいろと問題が出ていてNHKは大変だけど、本当にすごい番組を作るところだなぁと、なぜか嬉しかったりする。
なんでもこれだけ良質なドキュメンタリーを作成するのは、NHKとBBC放送くらいだそうだ。
その2社が手を組んで作成したこの番組、是非見てみてほしいです。
5月に総集編も放送されるようです。
<プラネットアース 総集編>
シリーズの名場面を凝縮したゴールデンベスト版。必見です。■プラネットアース 地球と生命の大紀行 前編
2007年5月2日(水) 午後7時30分〜8時45分 総合 放送予定
■プラネットアース 地球と生命の大紀行 後編
2007年5月3日(木)午後7時30分〜8時45分 総合 放送予定
※番組HPから
今回見た「第5章:高山 天空の闘い」は世界中の「高山」を舞台に、どのように高山ができたか、
そしてその過酷な環境で繰り広げられる動物達の姿を描いていて、とても面白い。
これみて思ったことは2つあった。
1つ目は、便利さについて。
とっっても面白いんだよなぁ。
でも、面白いと言えるのも、とっても安全な場所にいる僕が、他人事のように見ている訳で、
見せ物としておもしろがっていたりするわけです。
自分がそこにいたら、当然面白いなんて言っている場合じゃなく、必死で生きているわけでして、
場所や環境は違えど、現実の人間の社会の中で、このような「必死さ」みたいなのとも
なんだかんだ言って、あまり実感することがなくなってきている。
なんというのだろう、全身の肉体/感覚を使って生きている、という感じが
たぶん自分には足りていなくて、それが必要なく生きていけることが
よいのかもしれないんだけど、なんだかちょっと違うと感じていたりするのだろうか。
この前ちょっと書いた「便利」だけってちょっとやばくない?みたいなことに通じるのかもしれない。
危険な環境である必要はないと思うんですが、もっと全身の肉体/感覚を使っているような
状態になっていたほうがよいような気がしているのかも。
2つ目は、スピードについて。
とかく、仕事をしていると、スピードスピードっていろいろと言われることが多くあるけど、
なんでだろ?
成功するためには、どんどんいろんなサービスを出して、どこよりも早く早く何かをやって
いかないといけない、みたいな一種の強迫観念みたいなことってあったりしますよね?
スピードを否定している訳では全然なく、どこもかしこもなんにでも「スピード」の
大合唱をしすぎている気がしていまして。
このDVDを見ていて、例えば「氷河」のことや「地表」の移動のことが出ていたけど、
それらって、人間じゃどうにもできない、とてつもなく大きな力で動いている訳なんだけど、
世界で一番早い氷河が1日1メートルの早さなんだって。
地表に関しては、1年で数センチ。
これってなんだか身の丈にあったスピード感という感じがするんです。
※僕の感覚ではありますが。。
でも、一つずつ確実に着実に動いていて、気づくととっても大きなことになっている。
例えば屋久杉なんかもそう。
成長はとても遅い。
でも、非常に過酷な環境の中、毎年少しずつ年輪を刻み、気づくととっても強く大きな木に成長している。
決して「スピード」がある、という訳ではないと思う。
でも、長く強く大きく成長できるものの共通点って、「少しずつ、確実に、一歩一歩」
身の丈にあった成長をしているということなんじゃないかなぁと。
なので、なんでもかんでもスピードということをオウムのように繰り返している会社は
すぐに息切れて、結局大きく成長することができないんじゃないだろうか。
※「大きく」というのは社員の数という意味ではなく、より多くの人に喜ばれるとか、
使ってくれているとか、そっちの意味です。
・不便利を大事に
・成長は少しずつ、確実に(身の丈にあわせて)
ということってとても大事なんじゃないかなぁ。と感じたDVDでした。
全巻早くみたい!安く出ていないかな。。
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GTDの簡略版を試しています
- 2007-03-17 (土)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント
この簡略版について、ちょっとだけやり方を変えて試しています。
最新版はこちらからどうぞー
GTDはとても有効な仕事術だと思うのですが、ちょっと手順が多く感じていまして、それの簡略版のようなもので、ここ1ヶ月ほどやっています。
自分の中では、今このレベルでとても楽にできていますので、ちょっとご紹介です。
管理ツールはGmailを使っています。
流れとしては、こんな感じです。
・Labelsを4つ作成
・@すぐやる
・@後でやる
・@返事する
・@返事待ち
・やることを全て洗い出す。これは正しいGTDでもそうですが、とっても大事です。
・それを1件につき1つのメールで自分宛に出し、Inboxに入れておく
※他からきているメールで対応する必要があるものも同じようにInboxに入れておく
・一つ一つのメールを見ていき、すぐに返信するものは、その場で書きます。
他のメールを見てとか、ちょっと調べてから返信した方がいいものは、
「@返信する」ラベルを付け、「Archive」して、Inboxから消します。
・返信したもので、返事を待っているものは、「@返事待ち」ラベルを付けます。
・すぐにやる必要があるものは、「@すぐにやる」ラベルを付け「Archive」して、
Inboxから消します。このときに、基本はすぐまだやりません。
Inbox内のメールに対して全てラベルを振り終わってから、すぐにやります。
僕は今日中にやることは、「@すぐにやる」にしています。
・やらないといけないのだけど、今日中じゃないものは「@後でやる」ラベルを付け
「Archive」して、Inboxから消します。
そうすると、基本全てのメールがInboxから消えます。
各々に対して何か補足コメントをつける場合は、そのメールに対して返信をし、返信先を自分のGmailアカウントのみに送ると、
メール単位でまとめて管理してくれるので、便利です。
各々のラベルの対応が終わったものは、どんどんラベルを消していきますし、「@返事する」のメールで、返事が終わって、
返事を待つにする場合も、ラベルを付け替えれば、OKです。
そして、これは本来のGTDでもそうですが、この項目をレビューすることがとっても大事です。
僕は、基本毎日3回(1回5分から10分くらい)レビューし、
「@すぐにやる」「@返事する」ラベルはからっぽにし、ラベルの移動などを行っています。
「@後でやる」ものも、レビューした日に、今日やろうとか、1日の最後のレビューで
明日必ずやろう、というものは、「@すぐにやる」にしています。
今は毎日Inboxは空っぽになって、精神的にもスッキリです(笑
GTDをやろうとして、ちょとここまでやるのは難しいかな、とか、やったけどつまずいた人は、この簡略版GTDでもお試しください。
僕は今のところ、なかなか順調にいけています。
また、GTDについては、ITmediaさんの記事がとっても分かりやすいです。
・はじめてのGTD
・写真でわかるGTD(初回編)
百式の田口さんが書いた本もあります。正しいGTDを学んでみたい方はこちらがオススメです。
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ローマ人の物語(危機と克服)より
- 2007-03-11 (日)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント
遅まきながら、ローマ人の物語を読んでいる。
この本は、塩野 七生さんが、ローマに住み続け、10数年来書き続けている本だ。
その中の、今は「危機と克服(上)(中)(下)」を読んでいる。
何気なく手に取った本なんだけど、その中に「なるほどぉ」と思える箇所がとにかく多い。
当然現代からは、過去の歴史的資料などを参考にしながら、当時のことを書かなければならないのだけど、
塩野さんの想像力がこの本にこれだけの意味の厚みを持たせ、これだけの有名シリーズに押し上げたんだろうなぁと思う。
まだ「上」の途中なんだけど、このローマ人の物語全シリーズ間違いなく面白いと思う。
歴史から学ぶことはとっても多いと思うが、これだけ大きく長く続いた帝国を題材に、
会社などをオーバーラップさせて見ていくと、それはそれでとても面白いかもしれない。
とっても参考になることが多く有りそうです。
・平凡な資質の持ち主は、本能的に自分よりも優れた資質の持ち主を避ける。
自分にない才能や資質を迎え入れることで、自分自身の立場を強化することが大事。
・中間と下部がダメになったら、いかに上部が頑張ろうと何をやろうとダメだ。
反対に、中間と下部が十分機能していてれば、少しばかりお間ならば
上層部の抗争で生まれた弊害も吸収可能。
・すべてが予定通り進まなければ効果をあげられない戦略は元々立てない。
・人間が人間を裏切るのは、恐怖よりも軽蔑によってである。
・内戦では敗軍の兵士たちの処遇を決して忘れない。
などなど。
今読んでいるのはこちら。
・ローマ人の物語〈21〉危機と克服〈上〉
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音とリズムと子供
- 2007-03-11 (日)
- オススメ本・CD・DVD | 雑感
1歳になる子供は、どんな時でも、音楽を聞くと、手を叩いて、体全体を使って踊ったりしている。リズミカルなものになると、なおさらだ。
そんな光景を見ると、音楽ってすごいなぁとつくづく思う。
絵本やおもちゃは、割とすぐに飽きてしまうのに、音楽だけはいつもいつも飽きずに楽しそうに聞いて、踊っている。
体全体に訴えかけてくる何かがあるんだろうなぁ。
すごいなぁ。音楽。
万人にとっての音楽には何か特別な特殊力があるんじゃないかと思ってしまう。
音楽ということを職業にできている人は、なんて素晴らしいんだろう。
ちなみにうちの子供の今のお気に入りは、
・ぜんまいざむらいのうた

NHK教育テレビで放送中。音楽がJazzっぽくてかっこいい。
「ドレミでうたおう」と「リズムであそぼう」は、
「子供と大人のための、音と視覚で遊びながら学べて、大人が聴いたりみたりしても十分に楽しめる作品」
というコンセプトで作られた作品です。
その名の通り、大人が聞いてもとっても楽しめます。
参加アーティストも豪華。
- TrackBack: 0
道具について
- 2007-02-17 (土)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント
「デザイナーと道具」というグラフィックデザイナーの佐藤卓さんが
編集した本を読んだ。
日本を代表するクリエイターの人たちはいったいどんな道具を
使っているのだろうか。
どんなこだわりをもっているのだろうか。
ということを知れるかな、と思いとても興味を持って手にとった。
だけど、いきなり期待していた僕は肩透かしをくらってしまう。
冒頭佐藤卓さんが書いていたけど、ここに出てくるたくさんのクリエイターたちは、
道具に対して、ほとんど「こだわり」というものを持っていなかった。
なんとなく使ったものが、手にフィットしてそれ以来ずーっと使っている。とか
その辺にあるものを使っている。とか
そのような言葉がどんどん出てくる。
すごいクリエイターたちは、ほとんどが道具にそんなにこだわっていない。
こだわっている人たちも、その道具を見つけるために、また、よりよいものを
見つけるために、多くの時間を使っているというわけではない。という事実。
この事実に正直本当にびっくりした。
佐藤卓さんはこう書いていた、
道具というのは、そもそも身体の延長線上のものである。
つまり身体化できるものでなければ道具といえない。
確かにそうだと思う。
そうすると、なおさら道具にはこだわりそうな気がするのだが、
次の一説でとても納得した。
優れたクリエイターたちはあまり道具にこだわっていなかった。
それは、なんでも身体化できる柔軟性を持っているのかもしれない。
逆にこだわる人は、他の道具が使えないのでなく、
敢えて言うならば、儀式のようなもののように思える。その道具と向かい合って事を始める儀式のような。
優れたクリエイターは優れたアウトプットを出すために
道具の影響はそんなに受けない、道具に左右されないものを作れる人、
ということなわけで、逆に道具にこだわるクリエイターは、もしかしたら、
優れたアウトプットを出すには、自分の足りない部分をカバーするために
道具の力を借りるという位置づけになっていたりするのかな。
道具(手段)に影響されずに、優れたアウトプットを出せる人たち。
それが優れたクリエイターの一つの条件かも。
そして、もののよしあしを決めるのは、値段や機能ではなく
それを使う人しだいなんだろうなぁ。
この本を読んでそんなことを思った。
この本に出てくるような著名な方ではない、いわゆる素人の人。
その中にも、このような人ってたくさんいるんだろうなぁ。
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何かができるようになる、ということ
- 2007-02-16 (金)
- オススメ本・CD・DVD | 仕事のヒント | 雑感
事の大小はあれ、「○○できるようになりたい」とか「△△したい」とか、ある。
しかもたいていの場合、わりと「近日中」にだ。
でも、これってやっぱり現実的に考えて、難しいことが多くて、なぜかって言うと、
たぶん人間は、そんなに器用にできていないからなんだと思う。
ながーい年月をかけて、今のカタチになった人間が、何かを直ぐに習得したり変化するのって、
結構難しいんだと思う。
でも、そう考えると、ながーい年月をかければ、OKか、というと、それはOKな気がするんです。
人の体に関係することとかだと、それこそながーい年月をかけることで、
たぶん何かしらの変化はおきるんじゃないかと思う。
では、そこまで大掛かりな変化じゃない場合はどうか?
「近日中」というのは難しいけど、「ながーい年月」ではなく、
「ちょっとながい年月」をかけることで、可能になることっていうのはとても多いと思う。
例えば英語を話せるようになる、とか、結構いい絵をかけるようになる、とか、
あるスポーツでいい線までいくとか。
たぶん「近日中」は無理だけど、これは「ちょっとながい年月」をかけることで
可能なことのように思う。
人はそんなに器用なイキモノじゃないけど、「継続」するということで、
何かしらの変化をもたらすことはできると思うし、一番の近道だと思う。
そうすると、「継続」するにはどうするといいか。
たぶん一つはそれ自体に「楽しさ」があること。
「嬉しい」とかのように、何かが起こることで自分の感情を振るわせるものではなく、
ダイレクトに「自分が楽しい」というもの。
そして、もう一つは、継続するということは、
たぶん最初に想像してもいなかったようなこと
(風邪で寝込むとか、家族が病気になるとか、好きな人に誘われたとか、
おまえダメじゃんと言われたとか)が起きて、継続することを拒もうとする。
それでも、ガマンする。
克服する、というおおげさなものではなく、ガマンする、というのが一番あっているような気がする。
「楽しい」と思うものを、イヤなことや障害があっても「ガマン」して、
ひたすら淡々と「継続」する。
それをやっていくと、たぶん自分が知らない間に、気付かないうちにいろいろとできていて、
ある日周りの人にそれを認めてもらえるときが来ると思う。
周りの人に指摘されて、初めて自分で「できるようになっていた」ということに気付くと思う。
自分が数日でできるようなことは、他の人も数日でできるようになることができる。
でも、ちょっとながい年月をかけることでできることって、他の人はそんなにできない。
だからこそ、そこに、周りが「いいな」とか「ビックリすること」とかが
生まれることができるんだと思う。
最初は下手でもいいので、継続すること。
それが、何かができるようになるための、一番の近道だと思う。
と書いていて、以前読んだ「ボールペンとえんぴつのこと―銀座の小さな文具店」と言う本のことを思い出した。
ここにも書きましたがこの本でも継続することについて、作者の宇井野さんがこのように書いている。
クリエイティブとは、センスや才能というよりも、その分野に長い時間、関わり続けたこと、に尽きるのではないか。
なんていうことを感じることが、最近チョコチョコありました。


















