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「分かりにくさ」のススメ

中国、ハンパない。
って話をたくさん聞いてきた。

公然の事実として、僕らでもよく知っているような、汚職問題や
環境問題などなど、モラルもへったくれもない私腹を肥やすことのみに
命をかけている命のかけ場所を掛け違えている政治家達。

そんな話をたっぷり聞いてきた。

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「分かり易さ」ということについて、時々困惑することがある。

人が何かに対して「面白い」とか「気持ちいい」とか「欲しい」
とか感じることは、突き詰めると、非常に感覚的なものになる。

例えば、野球をやったとして、ピッチャーが投げたボールを
おもいっきり振ったバットの真芯で捉えた時の感覚というのは
なかなか言葉に表現できない。

例えば、プログラムを書いて、それが思ったように動いたときの
感動や喜びというのは、「コードを○○行書いたものが動いたから嬉しい」
というものではなく、純粋に「自分で書いたものが動いた!面白い!」
ということであって、何か言葉や数字で表現できるものでもない。

でも、そういう感覚的なことを、企画書の中では言葉や数字を使って
誰にでも分かるように表現することが、よく求められる。


以前一緒に働いていたある方に、いくつか企画書を提出した際に
こう言われたことがある。

「面白いんだけど、ロジックがねぇ」

それは、スタートからゴールまできれいにロジカルに説明できる
必要があり、それが足りない、ということだった。

つまり、1+1=2というような誰でも分かるロジックを付けて欲しいと。

早い話が誰にでも分かるように、何が良くて、どんくらいコストがかかって
そのコストをどんくらいで回収して、ここまででこんくらい儲かりますよ。

ということをロジカルに説明して欲しいと。

提案していたその企業は、大きな会社だったし、
決済に関係する方の数も多いし、年齢も幅広い。

企画書の中で、言葉と数字で関係者全員が納得できるような
そんな企画書にして欲しいということだった。

その企画については、その時点でボツにしてもらった。

なぜかというと、誰でも分かるようなロジカルな説明、
つまり言葉と数字で説明できる自信が僕にはなかったからだ。

ボールをバットの芯で捉えた時のような感覚を、
言葉と数字では表現できないと思ったからだ。

もしかしたら、それに合わせてマーケティングデータを
なんとなく都合のよさそうにデータを加工し、見え方を工夫
すればよかったのかもしれない。

その時の担当の方からも、そう言われてもいた。

でも、それはその時点で、ウソを付くことになる。

みんなそうしている、とその人は言う。

そうかもしれないけど、なんとなくイヤだったのだ。
その企画はとても大切にしたいものだったし、そこでダメでも
別のところに持って行こうと思っていた。


でもね、今思えばこれは、完全に僕の力不足だったということが
よく分かる。


誰も分からないような、思いや考えや感覚というものを
それをウソをつかずに、何かしらのカタチで表現し、
相手に伝えることができ、そして共感を呼ぶことができる人が
たくさん存在するというのを知ったからだ。

そう言う人達は、「分かり易さ」のみを重視しているのではなく
「言葉や数字でぴったりなかなか表現できないんだけど、面白い」
と思えることを、何かしらの形で分かり易く表現することができるのだ。

それが本物の技術であり、本物のアイデアであり、本物の企画力だったりする。

僕にはその「本物の○○」がなかっただけだった。

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落合博満変人の研究」という本を読んだ。


胸が、なんだか熱くなった。
熱狂的な野球少年だったが、この5〜6年くらいは全くと言っていいほど
野球を見ていない。

今どんな選手が活躍していて、どのチームが強いのかもほとんど知らない。

本当に野球関連の情報は入ってこない生活を送っている。

そんな感じの僕だが、この本を読んで野球少年だったころの
狂ったように野球ばっかりやっていた頃のことを思い出した。

また、野球に触れたいと思った。


本の内容はタイトルにもあるように、落合博満について書かれた本だ。

一般的に嫌われ者で、常にダーティーなイメージのあり、
最も監督から遠いと思われていた落合が中日ドラゴンズの監督になり、
日本一位にまでなった。

野球エリートばかりのプロ野球界において、全く異質な経歴を持ち
独自の方法で進み、周りと対立しながらもしっかりと結果を残し続けている。

そんな落合について、熱狂的な野球ファンの詩人のねじめ正一が
いろんな人達の対談や自分の言葉で詩を編んでいるような本だ。

とにかく面白かった。


人気凋落が激しいプロ野球の中で、唯一面白く見ていることが
できる落合。

異端児というイメージがあるが、実は純粋に
・投げて
・打って
・取って
・走って
という面白さの原点を大切にし、その気持ちをじっくりと育て
その中で選手達を鍛え、育てているということがよく分かる。


プロ野球は、とにもかくにも価値を決めるのが「お金」という
一つの基準だけになってしまい、お金のある巨人が大金をばらまいて
有名選手を集める。

そんな手法がまかり通っていることが、野球本来の魅力をなくし
結果として、人々は野球から離れて行ってしまう。

野球を楽しみ、野球で勝負するのではなくなってしまっているのだ。

その原因を作ったのは、落合、という印象があったが、
それはこの本を読んでみると、印象とはまた違った事実が分かってくる。

野球が本来持っている楽しさ。
それは、なかなか言葉や数字にするのは難しい。

でも、落合は自分のプレーで、そして監督として選手にそれを伝え
そして中日は強くなった。

方や他の球団や選手は、誰にでも分かり易い「お金」という評価軸が
幅を利かせ、野球の面白さ、ということは2の次になってしまった。

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本当に大切なこと、面白いことは非常にシンプルなことなんだと思う。
そして、そのことはなかなか言葉や数字に表すことは難しいことだとも思う。

その中で、分かり易さを重視し「お金」を中心にモノゴトを組み立てると
本当に大切なことが崩れてしまう。

だからこそ、言葉や数字に表すことが難しい「本当に大切なこと」を
大切にし、それをしっかりと表現し伝えることができるようなプロに
なりたい。


そして、野球の面白さ、落合の面白さという感覚的なことを、
言葉でこれだけ表現できるねじめ正一さんは、本当に本当に
言葉のプロだなぁと思った。
※お前が言うな、ではあるけど。


と、そんなことを思った一日だった、ような気がする。

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ヒトカラ=ヒトデが干涸びる

ということかと思ったら、「1人でカラオケ」のことを
「ヒトカラ」と今のヤングは言うらしい。

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木漏れ日ちゃん
R0011876


     
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