無料試供品を提供する「サンプル・ラボ」が非常に人気が出ているそうです。
試供品を実際の店舗にて配布するというスタイルで、あまりの人気に毎日整理券を
配布するほど人気があるようです。
現在システムを変更中のようで、9月19日からは完全予約制になるようです。
すごい人気ですねー!
ただ「無料試供品」を提供するというビジネススタイルは、以前よりネットでも
専用のサイトがありました。
最初、「サンプル・ラボ」がなぜ人気があるのか、よくわからなかったのです。
○無料試供品サイト
・場所が関係ない
・スペースが関係ない
・時間が関係ない
・無料で利用可能
○サンプル・ラボ
・表参道の店舗に行く必要がある
・実店舗なので、スペースに限りがある
・火曜定休で11時〜21時までと営業時間に限りがある
・整理券が必要のため、好きな時に見れるとは限らない
・今後は予約制のため、なおさらいつでも見れるとは限らない
・有料(入会金、年会費)
このような感じに、利用者に取ってはWEBのほうがいいのではないかという印象があり
人気があるポイントが最初分かりませんでした。
ということで各々比較してみました。
○試供品提供サイトとサンプル・ラボに共通するメリット
・無料で商品をもらうことができる:お得感
・レアアイテムを手に入れることができる:優越感
・新商品などをいろいろと見ることができる:楽しさ
○試供品提供サイトのメリット
・無料:お得感
・時間が関係ない:便利さ
・場所が関係ない:便利さ
・スペースが関係ないため、商品をたくさん表示できる:便利さ
○サンプルラボのメリット
・実際に目で見て触れることができる:楽しさ、安心感
・実際に試すことができる:安心感
・様々な商品を実際に探す楽しみがある:楽しさ
・実際に(無料で)買う、手に入れるという行為がある:満足感
・アンケートに答えるなどポイント制により、もらうことができる商品数が多くなる:継続するモチベーション
・近未来の店舗:楽しさ
・表参道という土地:優越感、満足感
サンプル・ラボのデメリットとして、入会金300円、年会費1000円がかかるというのがあります。
だけど、それもほとんどが「1回の来店で元が取れる」ようになっているようで、
それがかえってお得感を演出しているようにもしているようです。
WEBで商品を購入するよりも、実際に店舗で手に取って購入する方が
「満足感」が高いのと一緒で、その辺のココロをしっかりと刺激するような
仕組みになっているんだろうなぁ。
・満足感
・お得感
・優越感
・楽しさ
・継続する仕組み
この全てを、サンプルラボは備えているようだ。
これはすごいなぁ。
特に、「満足感」と「楽しさ」は、WEBだとまず勝てないポイントだと思う。
サンプルを提供する企業側からすると、
・時間が関係ない
・場所が関係ない
・スペースが関係ないため、商品をたくさん表示できる
というポイントでWEBのほうがもしかしたらいいかも、と思えなくもないけど
消費者はどんなところを欲しているかを押さえるには、実店舗のほうがいいんだろうと
思います。
それは、
「便利さ」よりも「満足感」や「楽しさ」を消費者は優先する
ということなんだと思います。
以前「アナログ社会とデジタル社会での仕事の違い」で書いた、たぶんこれから
大事になるだろうと思われる「アナログ、コンセプト、コンテンツ」の3つの要素も
全部入っています。
また、「WEBの役割」でも書いた
「人が豊かになって行くと満足するポイントが神経密度が低い方に進化する」
という話がありました。
作り手の思いやサイトのコンセプトをアナログな感覚で
しかも、神経密度が低い方のアナログな感覚で味わえることを可能にする形で
提供して行くことが今以上に重要になってくる。
あくまでもWEBは手段として利用されるためのものであって、
アナログな感覚を満たす為のサービスや商品というのがどんどん重要に
なっていくんだと、今回のサンプル・ラボの人気を見ていて改めて思いました。
PCや携帯のモニターから飛び出すような商品やサービス。
最後にはアナログな感覚をいかに刺激するかが、勝負になるんだろうなぁ。
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- 「サンプル・ラボ」の人気について from 愉快議 ~実践塾~