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宇宙はどこまで明らかになったのか

本が好き!」からの献本の「宇宙はどこまで明らかになったのか 太陽系の誕生からブラックホール、宇宙の進化まで」読み終わりました。

宇宙はどこまで明らかになったのか 太陽系の誕生からブラックホール、宇宙の進化まで

読む人が、どれだけこの本に書かれていることの専門知識を有しているかによって
読み方がガラリと変わるんじゃないかなぁと思った一冊でした。


専門の知識がある程度ある方で「宇宙」ということにとって、
これから学んでみたい方にとっては、本当に最適な入門書になるんではないかと
思いました。


片や僕のような専門知識を持ち合わせていない人にとって、この本は
「宇宙について学ぶ」というスタンスより、宇宙というスケールがあまりにもでかい
対象に対して、その謎を解き明かそうと情熱を燃やしている「研究者たちの物語」として
読むという方が合っているような気がしました。


紙面のボリューム上これはもうしょうがないことではあると思うのですが、
途中途中どうしても、わからない単語や事象が多く出てしまい、正直に言うと
一度読むのを辞めてしまいそうになりました。


もちろんその分からない単語や事象を一つ一つ調べて理解しながら
読み進めるという方法もあると思うのですが、たぶんそれには途方も無い
時間がかかってしまう。。


そこで、このように一度読み方を変えました。

書かれていることを理解しようせずに、書いている人たちの情熱やその研究の
背景にあるであろう物語、そして宇宙のスケールの大きさを「感じる」ことに
集中して読むようにしました。


実は、それがとても面白かったのです。


非常に多くの写真や図解が載っており、とてもとてもいろいろな想像力を刺激してくれたのも一つの理由だと思います。

でも、何よりも複数の著作者の方達の情熱や息づかいが感じられる文章なんですよね。


これは、編者の福江さんと栗野さんという方が冒頭このように書かれていました。


一冊の著作としての統一性を出すために、基本的な用語の統一や文体
そのほかの整合性は編者が行った。

一方で、ダイナミックに変化している研究現場の息吹を感じてもらうために、
用語などで、意識的に統一しなかったものもある。

(略)

あるいは文体についても、執筆者の勢いをそのまま残したものもある。


これは僕のような読者にとっては本当にありがたいものでした。


「宇宙」という壮大なテーマに向かって研究している人たちの息吹
僕はそれがとても面白く感じられました。


この10年で本当にたくさんの宇宙のナゾが解明されてきたのだと思います。
でも、その解明によってまた新たなナゾがたくさん生まれています。

それだけ、懐の深い、そして様々な可能性を持つ宇宙に対して挑戦している
研究者の人たちのいろいろな物語を感じ取れる、とても面白い本だと思いました。


しかし、あれですね。
これだけ、ナゾが多くて、どんどんいろんなことが発見されているので、
数年後か数十年後か分からないですが、実は宇宙の始まりはビックバンではなかった!
みたいな事実が出てくるかもしれないですね。


宇宙はどこまで明らかになったのか

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