- 2007-08-07 (火)
- 本が好き!
「本が好き!」からの献本の「デメキング 完結版」読み終わりました。
この連載が始まったのは、1991年にビジネスジャンプでのとのこと。
今から16年も前ですか。。
この漫画をビジネスジャンプで見ていた僕は当時中学生だったか、高校生だったか。
いつも行く、床屋さんか、友達のお兄さんが読んでいたビジネスジャンプで
見ていたのを思い出す。
こんなに長く記憶に残っている漫画って結構珍しい。
当時どんな気持ちで読んでいたんだろう。
作品は平成に入ってからのものだけど、昭和の匂いがプンプンする。
この作品を、傑作とかいましろたかしの才能がうんたらかんたらというのは
いろいろなところで見かけた。
よくみんなそういう判断ができるな。
正直僕にはそんな判断はできないよ。
あんまりみんながそう言うと、素直にそう感じられなくなってしまうじゃないか。
ただ、この漫画について僕が感じたのは、
・物語としての面白さがない
・なんだかなし崩しになっている感じがする
・今回完結版として書き下ろした3枚がよりいっそう拍車をかけた
・曖昧な結論、読者の想像にまかせる結論は好きだけど、これはどうにもならなくて
こうなったんじゃないか(巻末の対談の中でも「失敗作」と本人が言っている)
・でもね、不思議に作品に引き込まれる
・あ、それが「才能」なのか。いや僕の勘違いか?
・この作品が好きか嫌いかって言われると、たぶん好きって答える。
ということ。
巻末の対談は本当に面白かったなぁ。
一人の漫画家がどんな気持ちで一つの作品を世に出しているかの苦悩とかが
普段知り得ないだけに、少しかいま見れた感じがする。
とにかく他の人にお勧めしづらい本かもしれない。
でも、僕はたぶんこの漫画好きです。
またいつかふと見ると思う。
- いましろ たかし
- 太田出版
- 1260円
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