- 2007-07-03 (火)
- 発想源
発想源の、「今日の発想源実践」より。
・「よく見せようとする」ことと「真実を報せようとする」ことは
PRにおいてどのような差が生まれてくるだろうか。
考えて、ノートに列挙してみる。
・自社のPRやマーケティングにおいて、「真実を~」ではなく
「よく見せようとする」ことに重点を置いているものはないか。
思い当たるものを列挙してみる。
・「真実を報せようとする」ことに重点を置き換えてみると、
どういう形になるか、考えてみる。
今回のお題も、以前とても悩んだものでした。
前職は、部門毎にちょくちょく対立が起きることがあり、当時の部下に
「うちの部門を他の部門にもう少しよく見えるようにアピールして下さい」
とか言われたことがある。
みんなが頑張っていて、しかも大きな成果を実際に出していたので、
そうじゃないように感じる人がいた場合、それは上司である僕が周りに
正しく伝えられていなかったのだ。
それは本当に本当に申し訳ないことをしたと思います。
その会社では、アピール合戦みたいなことがよくあって、
自分達の部門はどれだけ頑張っている、他は○○だー、というような
ちょっとした言い合いがありました。
正直僕はそれがイヤでイヤでしょうがなかった。
だから、会社の管理職の人が集まるミーティングなどでも、僕は自分の部門の
成果について、「こんなにやりました!!」みたいなことは一切言わず
事実をただ伝えることのみしていた。
でも、それだけだと、上述したように「成果」が正しく伝わらない場合がある。
これはなぜ事実が伝わらないかというと、成果を計る基準が、縦の指示系統の
中では共有されているのだが、横との共有がされていなかったからだと思うし、
トップの人たちと中間管理職と現場の人たちの意識も含めてのいろんな距離が
離れていて、誰かに認めてもらうとか、評価される、ということがとても
少ない職場だったのが原因なのかなぁと今は思う。
その時僕が取った方法は、今思うと本当に恥ずかしいが、ある時から
「アピール」するようにすることだった。
周りの人に負けないように、自分達がどれだけ頑張って、どれだけ成果が出たか。
周りのアピール合戦に加わり、負けないようにアピールを始めたのだ。
正直、それは全く楽しくなかったし、全く意味がないものだった。
今回の発想源のお題への僕の回答は、その時に僕の中で
「よく見せようとすること」はこんなにもつまらないことで、
意味がないことなんだと感じたことを書きたいと思います。
以下まとめた内容です。
・「よく見せようとする」ことと「真実を報せようとする」ことは
PRにおいてどのような差が生まれてくるだろうか。
考えて、ノートに列挙してみる。
以下、各々どういったことが生じてくるかについて。
※新商品をPRするということを想定して書きます。
□よく見せようとすること。
・商品を出した時に、お客さんが最初は多く集まる
・実際のモノ以上の期待をお客さんが抱いてしまうため、実際の商品を見た人の期待を裏切る
・お客さんの信用をなくす
・次回以降に新しく商品を出しても、リピートしてくれない
□真実を報せようとすること。
・商品を出した時に、お客さんの集まりや反応はよくない。
・少ないお客さんが、期待通り、もしくは期待した以上の満足感を得る。
・信頼感が増す。
・口コミが生まれる(可能性が高くなる)。
・リピーターになってくれる(可能性が高くなる)。
・次回以降に新しく商品を出した時に反応してくれる。
よって、「信頼の差」が生まれてくるのだと思います。
・自社のPRやマーケティングにおいて、「真実を~」ではなく
「よく見せようとする」ことに重点を置いているものはないか。
思い当たるものを列挙してみる。
ここはまだ、現在の会社では提供を始めている商品などはないため
(まだ会社ができたばっかりで、今商品開発などを行っている最中です)
前職で行っていた商品について考えてみたいと思います。
※前職はマーケティング関連業務を行っていた会社です。
ある商品のPRでよく使っていたフレーズについて。
その商品では非常に「スピード」をメリットとして訴えていました。
ただ、同じ業界の似たような商品はたくさんあり、「スピード」という点で
見てみると、業界の中で「一番」ではなかったのです。
でも、その商品では明記はしてはいないものの、「一番」と見る人に取っては
感じてしまうような書き方や説明をよくしていました。
・他商品と比べて、より短期間での納品が可能!
このような書き方をよくしています。
これは誤解を与えると思います。
・「真実を報せようとする」ことに重点を置き換えてみると、
どういう形になるか、考えてみる。
・納品までは約○○日です。他社商品比べて○○日遅いです。
※理由はコチラをご覧ください
として、WEBだったら理由を明記したページへ遷移、紙だったら
可能な限り文字を短くして掲載。
WEB版だとしたら、こんな感じだといいかも。
・同じ業界では標準○○日で納品しますが、当社の場合○○日かかります。
これは、データの精度を高めるためプログラムでのチェックだけなく
文章が正しいかどうか、他のデータとの意味としての整合なども含めて
データを人の目を介してチェックし、それを元にデータの分析を
行うためです。
みたいな感じだと、正しく伝えているように思います。
今日改めてこのことを思い出させてくれた発想源の弘中さんに感謝です。
「よく見せようとすること」は何一ついいことはない、と思う。
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