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ネット上の議論を見ていて感じること

自分でいろいろと経験して経験して経験して、
そして、考えて考えて考えて、やーーっと出した結論。

正しいか、どうかに限らず、その結論が出るまでの過程って
とっても大事だと思います。

先日ちょいと書いた、考える力や感じる力を鍛えるためには、
こういったことを繰り返すしかないのだとも思います。


だけど、その時にたぶん注意しないと行けないのは、
それを「誰かに押し付ける」ということなんじゃないかなぁと感じることがあります。

自分で出した結論は、自分に取ってはまさしく「正」なんだけど
それが他人にとっての「正」になるかどうかはわかりません。

「僕はこう思うけど、どう?」

ならいいと思うけど、「絶対これが正しい。だからこうして。」という
論調だとちょいとまずいわけです。

時々ネットとかでも、誰かが言ったことに対して、
ばーーーっと、賛成/反対の意見がコメント欄やブックマークの
コメントで、盛り上がったりしますが、それ見ていると
いつも悲しくなります。

「どっちかじゃないといけない」ということはないと思います。

世の中は、一つの流れだけに沿って行けばいいというもんでもないと
感じます。

こういうのを見ると、いつも「悪人正機」という本の中で、吉本隆明さんが
言っていたことを思い出します。


○自分だけがストイックな方向に突き進んでいくぶんには構わないんですけど、
突き詰めて行けば行くほど、他人がそうじゃないことが気に入らなくなる。

○「自分はこのようにちゃんとしたことを考えているんだ。」が強くなればなるほど、
周りの人が自分と同じように考えていなかったり、全然別のことを考えたりすると、
それが癪にさわってしょうがなくなる。
これはだめだよ。

正解は一つ、というところだけにみんなを持って行こうとすること自体が
怖いことなんだろうなぁと。

言葉を変えると、宗教と一緒になっちゃいますからね。
盲目になる、ということでもあるわけです。

だから、自分の意見を受け入れてくれない人や反対の人がいても、
そりゃそうだ、くらいのコミュニケーションが、なされればいいのかも
しれないけど。

ブログのコメント欄やブックマークのコメント欄でのコミュニケーションになると、
やっぱり難しいよなぁ。。

     
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