よく人が辞める部門の管理職の人と何回か、人がたくさん辞めるのはどうしてか?というような話をした。
その人が言うには、
- 今の若い人は、根性がない。
- つらい仕事なんだけど、あまり自主的じゃない。
- 俺が全部見ないといけない。
- つらいことを我慢してやることが大事だ。
- 俺はそれをやってきた。
- 大変なところを乗り越えることで自分が鍛えられる。
- 大変なところを乗り越えたときが楽しい。
- だからつらく大変な状況を作り出してもいる。
というようなことを言っていた(ように感じた)。
仕事でつらいことや大変なことや嫌なことがあるのはよくあることで、どこでもそれは、ある。
でも、それを頑張ってやれるのって、その先にある何かに対して、モチベーションを保てるものがあるかどうかだったりするわけで、延々に大変でつらい仕事をやり続けることがエライわけでも、いいことでも、その人のためにあることでもないと思う。
そんなことを思っていたときに、この前糸井重里さんが、ほぼ日でこんなことを書いていた。
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もし、この世の中に
『良薬は口に苦し』ということばがなかったら、
何かが大きくちがっていたかもしれませんよね。
このことばのせいで、たくさんの人たちが
「苦ければ苦いほど効くんじゃないか」と、
思いこんでいる人が多いんじゃないかなぁ。
体育系のクラブ活動なんかで、
「ウサギ跳び」だとか、さんざんやらされたのも、
痛い歯科治療をガマンされられたのも、
このことばのせいだったような気がします。
ぼくと、うちの犬は、
『ビオフェルミン』という薬が大好きなのですが、
それは「おいしいから」だったりもします。
水なしで口に入れて、コリコリと噛んで食べます。
ちっとも苦くないけれど、いい常備薬だと思ってます。
のどのための『ヴィックス』も大好きです。
これからは、以下のことばを覚えておきましょう。
『なにかの効果や成果は、総痛み量に比例しないぞ』。
これを見て、そのとおりだと思った。
大変なことをやること自体が目的化してしまい、その先になにがあるか、うまく伝えられていないんじゃないかと感じた。
目的と手段を間違えているような。
大きな目標に向かって、楽しくやれて、それでいて、ガンガン働く時は働き、休むときにはせいいっぱい休むのがやっぱりいいんじゃないだろうか。
つらいことが必要かどうかと言うと、絶対必要ということではないんじゃないか。
『なにかの効果や成果は、総痛み量に比例しない』んだと思う。
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