Home > 雑感 > プロ野球界は「囲い込み戦略」から「囲い込まれ戦略」にホンキで転換したほうがよいと思う

プロ野球界は「囲い込み戦略」から「囲い込まれ戦略」にホンキで転換したほうがよいと思う

松坂選手騒動は、「どこが」「いくらで」みたいな話がメインで盛り上がっていますが、それと匹敵するくらい毎日新聞やネット上で書かれているのが「日本のスター選手がいなくなり、日本の野球人気が凋落する」という話。

今回は、「日本のスター選手がいなくなり、日本の野球人気が凋落する」にスポットを当ててみようと思います。

この話は、あたりまえのことから整理すると

・日本人スター選手がメジャーに行く
  ↓
・日本の野球界からスターがいなくなる
  ↓
・日本の野球が人気がなくなる

というロジックになっているわけです。

つまり、日本の野球人気は数人のスター選手に頼っていると。

野球に限らずどんなスポーツでもそうですが、スターがいることの重要性は十分理解できるんですが、人気があるかないかっていうのは、それとプラスして、戦いの面白さも必要なわけですよね。

WBCと日本のオールスターの盛り上がり具合の違いって、スター選手が多く出ているのは共通しているんですが、ホンキで戦うことの面白さが、スター選手の出場と同じかそれ以上あったわけです。

つまり、スポーツの面白さは、
・スター選手
・戦いの面白さ
の2つを軸に考えることができる。
(もちろんこれだけではないと思いますが)

それと、前提として、

・選手はよりレベルの高い環境に行きたい
・観客はよりレベルの高いプレーを見たい
・日本の子供が少なくなる現状、野球人口が確実に減る
・世界はいろんなところでオープンでフラットになっている

ということもあるわけです。

じゃー。どうすればよいか。

僕が思ったのは、「囲うより囲われろ」の精神。

何かというと、日本のプロ野球は、先述した話なんか出たり、外国人枠を設けていたり、とかく「日本人による日本人のための野球」に重きが置かれる。

でも、たぶん時代はオープンでフラットになっている。

そこにもう今の日本のプロ野球は合わない。

で、まずはこの10年の日本プロ野球機構は

・日本のプロ野球は大リーグへ行くための踏み台と割り切る
・大リーグへ行きたい選手にはとくかく大リーグに進めるるように手を尽くす
・大リーグへ行くための踏み台であることをアジア地域全土に広める

という取り組みをする。

日本のプロ野球で頑張れば、大リーグにどんどん進める、という道をとくかく作り、アジアでそのブランディングを行う。

そうするとどうなるか、

○大リーグに進むための広い道が整備されることで、野球に携わる未来のスターへのモチベーションが高まる。

それは、

・アジア全土から優秀な選手が集まる
・結果を出そうと、試合への緊張感が生まれる
・選手のレベルが上がりいろいろなスター選手が生まれる
・試合のレベルが上がり面白くなる

ということを生み出す。

そして

○アジア全土で日本のプロ野球球団がマーケティング活動を行える

ということもあり、

・自国の選手を応援するため、その選手がいる球団・企業の認知があがる
・球団は各国の人に自社製品をリーチできる
・球団・選手のグッツ販売などのライセンス収入が見込める
・各国の旅行者を日本に引き込むことができ外貨獲得が見込める

など。

選手にとっても、球団にとっても、そして、観客にとっても、いいことが多いように思う。

日本プロ野球界が選手を囲い込むのではなく、アジア、ひいては世界中の選手に日本プロ野球界が囲い込まれるような取り組みをすることが大事な気がする。

このような取り組みを10年続けることで、間違いなく日本のプロ野球は人気・レベルともに上がり、15~20年後には世界中の選手は大リーグではなく、日本プロ野球を目指すようになっていくだろう。

選手は、よりレベルの高い環境でプレーしたいし、観客はよりレベルの高いプレーを見たい。んだよ。

ずーっと小さい頃から野球をやってきた人間として、こういう環境に時代に則してなっていくといいなぁ。

     
  • ご意見、ご感想などはコチラへどうぞー  

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://yukaigi.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/205
Listed below are links to weblogs that reference
プロ野球界は「囲い込み戦略」から「囲い込まれ戦略」にホンキで転換したほうがよいと思う from 愉快議 ~実践塾~

Home > 雑感 > プロ野球界は「囲い込み戦略」から「囲い込まれ戦略」にホンキで転換したほうがよいと思う

Search
Feeds
Want to see and hear

Page Top