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サーバー型放送

サーバー型の放送システムの構築をNHKが検討をしています。

サーバー型放送、課金モデルは成立するか・NHKに聞く

現状のようなテレビ局からの一方的な放送ではなく、ユーザー側(視聴者側)がいつでも好きなときに好きなものを見れる環境(VOD)が提供されることを期待しています。

既に今出ている大容量のHDDレコーダーがあればそれはそれである程度完結するのだが、現在検討しているサーバー型放送では、メタデータの提供を検討しているようです。

ただ、このメタデータ、現状ではあまり使い勝手がよくなさそうです。

池田信夫 blogより

このメタデータには、番組名や内容だけではなく、放送局の発行する「ライセンス」が入っており、視聴者がコピーできるか、CMを飛ばせるか、何回再生できるか、まで放送側で決められる。コンテンツは電波で放送されるが、メタデータの送信には別途、インターネット接続が必要だ(詳細は学会発表参照)。

メタデータは、今のHDDレコーダーのEPG(電子番組ガイド)にも入っている。サーバー型放送が違うのは、このデータが放送局によって一方的につけられ、それをユーザーが変更できないことだ。要するに、佐々木俊尚さんの指摘するように「受信機のHDDはユーザーの所有物なのに、その中のコンテンツは放送局の所有物」なのである。携帯端末に転送するメディアがSDカードに限定されているのは、松下が中心だからだろうか。

ウェブで映像や音声を検索するためには、メタデータの整備が重要だ。先日も紹介したように、W3Cもグーグルもこの分野では苦労している。彼らは、どうすれば多くのユーザーに使ってもらえるか考えているのだ。ところが日本では、あいかわらず供給側の都合で、テレビ局の既得権を守るために独自規格のメタデータをつくり、これをARIB(電波産業会)で「政府公認標準」にする。このサーバーに、クライアントは現れるのだろうか?

このメタデータがもっと整理され、ユーザー側が「見たいものを検索できる」仕組みが整理されれば、サーバー型放送に一つ大きな意味が出てきます。

そして、もう一つ是非実現して欲しいのは、家庭・個人ごとの閲覧する番組を分析し閲覧するユーザーの好みにあったものをオススメする、という仕組み。

自分の欲求に沿った検索が可能になり、同時に自分が想定していなかった番組を提供してくれるように是非なって欲しいと願っています。

どれだけ個人・家庭別に特化した番組配信が可能になるか。
それが大きなポイントになると思いますし、サーバー型放送はそれを実現させてくれる大きな手段だと思います。

そしてそれがiPodやその他のデバイスに自動的に転送してくれるようにもなれば、タイムシフト・エリアシフトが起き、テレビ番組を閲覧する文化が変わると思いますし、広告のあり方も変わると思います。


~オススメ本~

     
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